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「Scoop」,「Cell」ときて・・・「Line」。
by: 小西 真人

 

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「Fabric」× 小西。

 

「Scoop」はSHALLOWがなかなかいい感じ。

「Cell」は幅が広すぎて、ロードバイクとの相性はイマイチ。

 

現在の勝率は一勝一敗。

 

 

というわけで。

第3のセレクトは・・・もちろんコレ。

「Line」。

 

 

 

 

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〇Fabric Line   ¥8,500-+TAX

 

そのルックスから、一見「溝付き快適系サドル」に思えますが、

ラインナップでは一番幅が狭く(134㎜)、なかなかにレーシーなシルエット。

 

溝=快適=非レーシング、というイメージを喚起させるのか

穴空きであることを控えめに主張するデザインが多い中、

あえて目立たせることで個性とした「思い切りの良さ」に拍手です。

 

第一印象は・・・タイオガのマルチコントロールでしたが。

 

 

 

 

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LineをLine足らしめる深い溝。

まるでデススターのトレンチのよう。

 

 

体が固く、サドルに対し前乗り気味なポジションを好む小西。

 

深い前傾をとっても会陰部の圧力を逃がすことができるので、

ロングライド時のしびれや痛みをかなり軽減してくれそうです。

 

サドルトップの形状は「SHALLOW」なので、カタチとの相性は問題なし。

後は幅の狭さ(Scoopは142㎜)がどう出るか。

 

 

 

 

 

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交換前のサドルがこちら。

白いサドル表皮にデニムの青が移ってしまっています。

これがちょっと気になりました。

 

 

 

 

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Fabricのサドル表皮はマイクロファイバー素材なので、

色移りや雨や汚れに強そう、という事も、

通勤にも使うバイク用のサドルとして選んだ理由の一つです。

 

 

 

このLineが当たりであれば二勝一敗。

 

残るは「ALM(¥45,000-+TAX)」ですが・・・

これは価格のハードルと、負けた時のダメージがデカいので、

ちょっと慎重にならざるを得ないところです。