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自転車っぽさ皆無、でもビンディングシューズ。
by: 小西 真人

 

 

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先日、久々に平ペダルでロードバイクに乗りましたが、

足の位置がちょいちょいズレてまったく落ち着かず、

ペダリングに全然力が入りませんでした・・・

 

あらためて「ビンディングペダルというのは優秀なんだなあ」、

と思わせられました。

 

 

 

ただ「足を固定すること」への不安感、もよくわかります。

それもあって、未経験者にはハードルが高いのも事実。

 

 

 

そんな時こそ、シマノの「クリッカー」にトライしてみましょう。

通常のペダル(SPD)と比べると、シューズの固定力は約40%。

軽い力でパチンとハマり、軽い力でパチンと外れます。

 

シューズのデザインも、スニーカーっぽいものからクラシック系

アウトドア風からサンダルまで、なかなかバリエーションも豊富。

 

 

 

で、今回のオススメは・・・

 

 

 

 

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〇SHIMANO SH-CT80   ¥15,000-+TAX

 

 

「なぜこうしたかったのか全然わからない」というくらい

自転車感が薄いカラーとデザインのビンディングシューズ。

コロンビアやモンベルの様なアウトドア系のアウターと合わせたら、

まったく違和感なく収まってしまいそう。

 

 

 

 

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靴の裏を見れば、ちゃんとビンディングシューズしています。

シューズ中心の2つのネジを外し、隠しプレートをとり外せば、

ペダルのクリート(金具)固定用の受けが出てきます。

 

クリッカーは着け外しの簡単さだけでなく、歩きやすさも重視

爪先側の溝が適度なしなりを生み、普通に歩くときと同様、

「爪先で地面を蹴る」という動作がやりやすくなっているのも〇。

 

 

 

 

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歩きやすさへの工夫はもう一つ。

 

「踏んだ時に撓まない」ことを重視する自転車用シューズでは

あまり採用されることがない「ミッドソール」を装備。

 

薄手のものですが、このミッドソールが程よいクッションとなり

普通のスニーカー感覚で歩き回れるシューズに仕上がっています。

 

 

 

 

確かに効率だけ考えればロードバイク用シューズの方が優れてますし、

通勤時でも、ライド中には特別ネガティブな感じはありません。

 

ただ、途中でコンビニやスーパーに立ち寄ったりする時は

「ちょっと歩きづらいな・・・」と思ったり、

実際に滑って焦ったりなんてことも。

 

 

 

 

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カラーバリエーションとして他にグレーもあり。

こちらのカラーの方がアウトドア成分低めで使いやすいかも。

 

フィールドが「街中」前提で、乗り降りが頻繁なのであれば、

この「CT-80」、なかなかいいかもしれません。