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ロードが冒険だった時代の逸品
by: その他

 

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 エロイカと聞いてベートーベンが出てくる人は無条件に教養のある人だと思う井手です。

もちろん私にそんなものはありません。

言われれば、かろうじてナポレオンの逸話を思い出すぐらい。

 

 

 

 

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1997年にイタリアで始まった、昔懐かしいというより

もはや歴史の一ページと思わせるヴィンテージバイクで未舗装路を走破する

イベントがその名も「L’Eroica」

1987年までに作られたロードレーサーで走るBICI EROICAと呼ばれるカテゴリー

が有名です

 

 

 

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まだヨーロッパの舗装率は高くなく、石がゴロゴロしている砂利道がコースでした。

ツール・ド・フランスの当時の写真を見ると「シクロクロス?」と思うほどです。

スピードも平均25kmくらいと今とは比べ物になりませんが

未舗装路でフレームは鉄、戦前はシングルギアだったりと今より別の意味で過酷でした。

もちろん「L’Eroica」もレースではないものの過酷さは当時のまま。

 

 

 

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まだツール・ド・フランスなどがレース(競技)ではなくアドベンチャー(冒険)だった時代。

1950年代まで未舗装路をスチールバイクで走破する英雄たちと共にあったボトルの復刻版です。

 

ELITE  ボトル  EROICA ¥3,750-+TAX

 

 

 

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金属光沢あふれる逸品。

蓋がコルクなのがまたいい味出してます。

 

 

 

 

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なんというか無駄に高い加工精度。

趣味丸出しで作った感全開です。

飲み口はそれなりに広いので洗いやすそうではありますが

油断すると間違いなく顔に中身を被ることになりそうです。

 

 

 

 

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持った時に思いのほか軽かったので計ってみました。

結構薄いので、落とすと確実にへこみます、ボトルと気分両方が。

 

 

 

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福岡天神店でこのボトルに似合いそうなボトルケージはこちら。

ELITE  CIUSSI  INOX

 

 

 

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つけるとこんな感じです。

 

落とすと凹むわ、つぶして飲めないわ、開け閉め面倒だわ、顔に水かぶりそうだわ、

ボトルケージとの摩擦が少なくて落っことしそうだわと

今のボトルに比べるとデメリットは今思いついただけでもこれだけ出てきますが

現物を前にするとそんな些細なことはどーでもよくなります。

 

 

 

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ちなみに当時はボトルをハンドルにつけていました。

取り出しやすさと、未舗装路の砂がボトル内に入るのを防ぐためだったんではなかろうかと思います。

戦前は2個、戦後しばらくして一個がダウンチューブ上になり、その後今の形に落ち着きます。

 

 

 

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確か80年代あたりまで、レース中に走りながらワインを飲んでるのが普通に

放送されていた記憶があります。

今よりもっとおおらかな時代。

ロードに乗ると速く走らなきゃいけない気がする、とせかされてる気がするあなた。

このボトルやこんなアイテムでもっと緩くロードを楽しんでみませんか?