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2016/03/11 20:07
片道10kmちょっとを雨の日も自転車通勤している井手です、皆さんこんにちわ。
乗ると必ず汚れて劣化するのがチェーンの油です。
セルフメンテナンスでも空気圧の管理の次に頻繁にやるメンテナンスではないでしょうか。
しかし結構面倒、さぼると後で痛い目を見る(主に財布に)ので
まめにやった方が良いのはわかっているのですが。
そこで無精者の私がいつもやっている方法をご紹介。
なにか特別なことをするわけでもなく、何とか簡単に済ませようと
結構いい加減な感じでやっています。
「ピカピカに輝く」チェーンをお求めの場合はいずれ改めて
他の綺麗好きなスタッフが紹介すると思いますのでそちらでどうか…。
今回使用したケミカルは以下の通り
副店長黒田一押しの逸品です。
VERITY BYCYCLEチェーンクリーナー ¥1,429-+TAX
VERITY スーパーチェーンオイルSD20 ¥1,714-+TAX
まず、いい具合の大きさの段ボールを用意し、
写真の様にホイールとチェーンの間に突っ込みます。
主にリムのブレーキ面に油が飛び散るのを防ぐためのものです。
下側も写真の様にダンボールがL字に手前にあると、ベランダなどの床の掃除も最小限で済みます。
この位置でチェーンを回しながらチェーンクリーナーをブシューっと。
使用しているVERITYのチェーンクリーナーは速乾性とあるものの、
乾燥するまでに少し時間があり、その間に汚れを浮かせる優れものです。
元は車やモーターサイクル用だけあり、そのあたりの加減が絶妙です。
一周したら乾燥する前にふき取ります。
これを何度か繰り返します。
チェーンクリーナーで浮かせた油汚れを、ウェス(ぼろ布)にうつす感じでしょうか。
写真の切れ端は綿の上着の成れの果てです。
汚れていないウェスをたくさん使った方がきれいになります。
汚れたウェスからチェーンに油汚れを再び移さないのがポイント。
ついでに後ろの変速機の2個あるちっちゃいギア(プーリー)も掃除すればなお良いです。
あらかた汚れが落ちたら良く振って注油開始、
これも同じ位置からならチェーン以外にはかかりません。
VERITYスーパーチェーンオイルはセミウェットで飛び散りづらく
注油した瞬間はかなりさらさらしています。
チェーンの隙間に浸透しやすいです。
時間がたつとべたつき難く、雨にも流れにくくなる優れもの。
表面の余分な油をふき取り完了。
油をさす場合、シマノのチェーンなら写真の様にピンが違う物が1本あるので
そこを始点にすると一周したかどうかわかりやすいです。
新品同様の輝きとはいかない物の、結構綺麗になりました。
汚れたまま放置しておくと潤滑が失われ、摩擦も大きくなっていきます。
摩擦が大きくなると摩耗も進みやすく、チェーンが伸びる原因になります。
また、汚れたチェーンの油の上から、更に油を塗布しても、
粘土みたいになった汚れに阻まれ肝心のピンまで潤滑剤が届きません。
面倒でも注油のまえにクリーニングしましょう。
今日路面が濡れた中乗ってきて、さっそく車体が砂まみれになった井手からのお願いですorz
自転車の掃除をすると雨が降る法則…。