日本最大級のスポーツサイクル専門店!九州1号店!
2016/04/07 19:54
本日は朝から雨。
私は雨の日も自転車通勤。
こんな日も楽しく乗れる自転車は無いかと店の在庫を見てみると…
CANNONDALE 2016 BADBOY 4 ¥83,000-+TAX
(春の乗り出しキャンペーン期間中、現金でお支払いの場合、10%(8300円分)更に+10%のクーポン付。
その他でのお支払いの場合5%(4150円分)+10%となります。)
ステルス戦闘機のようなカラーリングにタフなMTBのボディ、
リムもエアロと個性溢れるクロスバイクですが
機能的なはなんといってもディスクブレーキを採用しているところが特徴です。
リムブレーキはどうしてもリムが濡れると、制動力が落ちてしまうところが弱点です。
ブレーキレバーを握り込んでも、ツーと滑るあの感じです。
それに対してディスクブレーキは悪天候でもブレーキのタッチが変わらないのは大きな利点です。
ディスクブレーキはローターがタイヤから遠い位置にあるので、泥を拾いにくく
また水や泥が付着しても、ローターの穴に落っことしてかき出すセルフクリーニング機能があるので
リムブレーキの様に水や小石を挟みっぱなしで滑るという現象も少なくなります。
ただし、路面とタイヤのグリップは確実に落ちているので過信は禁物です。
雨の日に調子に乗るとツルンといきます。
もともとがMTBのフレームに700Cにタイヤを入れて街乗りしやすくした車体の為
QUICKシリーズに比べてタイヤクリアランスも大きく
フルカバーの泥除けを付ける事も不可能ではありません。
後ろに関しては結構いいところにダボ穴があるので、付けやすそうではありますが
前に関しては泥除けステーに干渉する位置に
思いっきりディスクブレーキがあるのでかなり工夫が必要です。
また、クリアランスがあるため、ある程度太いタイヤに交換する事も出来ます。
タイヤを太くすると、重量が増し、空気抵抗も上がるので、加速性能や巡航速度が犠牲になりますが
空気の絶対量が多くなるので、クッション性が上がり、
横方向に接地面も大きくなるのでグリップも増す傾向にあります。
歩道の段差を斜めに侵入するときも、細いタイヤに比べて滑りにくく、
タイヤが段差にとられにくくなります。
ちなみにママチャリに採用されている26X1-3/8と言う規格ですが、
後ろの数字がタイヤの太さを表し、「1と8分の3インチ」となり
1インチ=約25.4mmなので25.4+25.4÷8×3=34.925
つまり700X35cのタイヤの太さは、ほぼママチャリのタイヤの太さに等しくなります。
試しに700X35cをいれてみると、フレーム側は問題なく入ります。
問題は規定リム幅、ここが狭すぎても広すぎてもタイヤの性能をちゃんと発揮しません。
2016年のBADBOY 4 についているホイールの規定リム幅は16mm。
表に照らし合わせてみると…微妙。(Xのところが使用可という意味です)
16mmはないので15と17の中間です。
リム幅から純正のリムで32cは行けますが、35cはギリギリどうか?白に近いグレーと言った所でしょうか。
38cは試せていませんが、太いタイヤを入れる場合はフレームに入っても、リムは幅の広いものに交換が必要です。
また細いタイヤは25cまでは行けそうです。
ロードの細いタイヤで走りの軽さを実感してみるのも楽しいです。
その際はリムテープ(リムの内側にある黄色いテープ)を
高圧対応の新しいものに交換することをお勧めします。
どんな乗り方をするかはあなた次第。
雨の日も、多少の段差も乗れる全天候型マシンにカスタムしてみるのもよいのではないでしょうか。