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【カーボンバック】ピナレロの伝統を受け継ぐモデル【オンダフォーク】
by: その他

 

90年代後半はロードの世界ではアルミフレームがブームでした。

それまではアルミフレームは柔らかく、軽さ以外の性能ではスチールの後塵を拝していましたが

北米で生まれたマウンテンバイクから大径チューブや熱処理の技術がロードにも流入。

スチール並みの剛性を得ることに成功し、軽さもあって一気に普及しました。

 

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各メーカーが、アルミの軽さと剛性を競っていた時代、ピナレロは当時革新的だった「カーボンバック」のプリンスを発表します。

ピナレロが求めたものはカーボンによる快適性とアルミの剛性の両立、異種素材の接合で重量増となるものの

その後のカーボンフレームに続く快適性とレーシングスペックの両立というトレンドに大きな影響を与えました。

当時のプリンスはまだオンダフォークではなく、今見ればオーソドックスなフォルムでした。

 

 

 

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マグネシウムのドグマの前の「プリンスSL」がアルミにカーボンバックの最後のフラッグシップでした。

このプリンスSLが今に続くオンダフォークの始祖、そのDNAの受け継いだのが現行のネオールになります。

 

 

 

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PINARELLO 2016 NEOR TIAGRA カラー647 BOB サイズ460

¥220,000-+TAX

 

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カーボンバックとグラマラスなオンダフォークとこれぞピナレロという一台。

 

 

 

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実は目立たないですが左右非対称。

 

 

 

 

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オンダフォークのフロントフォークとカーボンバック。

特に後ろのシートステーは「バックフォーク」の名にふさわしい形状とボリュームです。

ちなみに形状はプリンスSLより凝った作りです。

 

 

 

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同じ価格帯に他社のアルミの最高グレードやカーボンのエントリーグレードが控える価格帯にあって

単純なカタログスペックでのコストパフォーマンスではちょっと分が悪いのも事実です。

しかし、オンダフォークにより高い安定感を誇り、

快適性をカーボンで、加速の鋭さや機敏さをアルミでバランスさせた性能は、

これからロードを始める方にもぴったりです。

 

 

 

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シルエットでブランドから車種まで特定できる数少ない個性的な1台。

 ピナレロの最初の一台としていかがでしょうか。