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エアロロードに快適さをプラス
by: その他

 

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皆さんこんにちは、福岡天神店の井手です。

ジロがはじまりステージレースの季節が本格的にやってきました。

第二ステージを勝ったキッテルは時速75キロのスプリント勝負からなお加速して勝ったそうで。

阿蘇の長い下りでも出したことないぞそんなスピード、ほんとかいな?

 

そんなスピード命の方におススメなのがエアロロード。

飛行機の翼のような断面とディープリムで空力特性を上げた性能はもちろん

特徴的なシルエットで見た目のカッコよさも人気です。

 

 

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MERIDA 2016 REACTO4000 カラーECS5 サイズ50

¥225,000-+TAX

 

(現金でお支払いの場合22,500円分のクーポンお付けします)

 

 

エアロなフォルムとブラックなカラーも相まって、戦闘機といった趣のバイク。

 

上位モデルであるREACTO DA LTDやREACTO 5000と同じCF3エアロカーボンフレームを採用。

宇都宮ブリッツェンが使っているフレームと同じだとか。

 

これの上はフラッグシップのREACTO CF5 ultralite フレームを採用した

REACTO TEAM-Eのみ。

お値段100万越えというマジな仕様。

 

 

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 ヘッドからトップチューブ、ダウンチューブともに、特にこの角度からわかりやすくエアロ。

正直エアロ性能は形が一緒なら効果も同じ、素材に左右されません。

もちろん素材によって軽さや剛性は異なる場合が多いので、バイクとしての性能は変わりますが

こと空力性能に限って言えば、金型がおなじなら、性能も同じと言い切ってしまってよいでしょう。

 

 

 

 

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フロントフォークとの継ぎ目もしっかり空力を考え抜いた形状です。

外側から見えませんが、剛性を上げるため、フロントフォークとダウンチューブにはリブ(補強)が入っています。

断面が「口」じゃなく「日」になってるわけです。

さすがにエアロロード、スプリンターたちの強大な踏力を支えるため、ガチガチの硬さ…でもないんです。

 

 

 

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これまた見た目ではまったくわかりませんが「バイオフラックスファイバー」

ようは「麻」をカーボン繊維とともに使うことによって、

形状ではなく素材で振動吸収性を上げています。

このいかにも縦に硬く見えるシートチューブにも採用されています。

 

 

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ちょっと見にくいですが、チェーンステーにもバイオフラックスファイバーは採用されています。

ブレーキをダイレクトマウントにしてBB下に収めたので、

シートステーのブレーキブリッジが廃され、これも乗り心地の改善に寄与しています。

こうみえて結構乗りやすいという感想が多いバイクです。

 

 

 

 

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前後ともに空力と制動力に優れる105のダイレクトマウントを採用。

スピードの出やすいエアロロードにあってこの仕様はうれしい限りです。

 

 

 

 

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地味に気になるフォークのコラム部分の丸いシールは、

ハンドルはきれすぎたときの傷防止です。

え?そんなにきらねーよって?

輪行するときのために決まっているじゃないですか!

 

 

 

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いかにも「エアロロード」なケーブルの取り回し。

エアロロードの中では割と大人しめ?かもしれません。

自分でワイヤー替えるとなると半日仕事になりそうですが。

 

 

 

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そして冒頭のシートピラー、「S-FLEXシートポスト」

私はこの部分が最もリアクトを象徴している部分だと思っています。

 

臼状のシートクランプででっぱりのないエアロな性能と、

シートピラーの長さを稼ぐことでしならせる部分を作り上げ、

シートピラーにインサートされたダンパーで不快な振動を抑える設計。

 

いままで相反すると思われいていた「エアロ」と「快適性」を両立させようという

意欲が伝わってきます。

 

そして重量は欲をかかないことも。

 

 

 

 

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というか、ダンパー外してみて思ったのですが、細い所って

B〇CやGI△NTのD断面のピラーに似ているような…。

 

 

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外したグミっぽいなにか。

ふと思ったのですが、この構造で27.2mmや31.8mmの丸型ピラーを上部だけD断面に替えると

ちょっと古いバイクやアルミの硬いヤツも乗り心地が改善するんじゃないかなあ。

 

 

 

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完成車についているアルミのディープリムのホイール。

見た目には非常にマッチしたパーツなのですが、前後で2キロくらいある重量級ホイール。

ここを変えるだけでも、バイクのキャラクターがガラッと変わるので

なにか替えるとしたらまずはホイールでがおすすめ。

 

 

 

 

 

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私がロードに乗り始めたころのエアロロード(というよりTTバイク)は

今よりなお正面から薄く、横からの面積が広い、見た目にシビレるマシンでした。

その代わり横に薄く横剛性がなく、縦に広いので重く横風に弱く、かつ路面からの突き上げはダイレクトと

「まるで縦にしたベニヤ板に乗ってるようだ」という股間がしびれる乗り物でした。

よく言えば一芸に秀でる、まあ普通は乗るシチュエーションが限定される際物扱いだったと記憶しています。

 

しかし今や「石畳で有名なレース」で数あるエンデュランスロードを抑えて「エアロロード」が勝利をつかむ時代。

フロントまわりの剛性の高さとエアロ性能は特に下りで誰もが恩恵を受けられる利点です。

また、前述のとおりエアロロードの弱点であった快適性も積極的に改善されたモデルなので

見た目で選んで乗ってみて後悔、なんてこともありません。

 

エアロな見た目が気に入った!という方から、長距離も視野に入れてるんだけどという方

もちろんレースをする方にも、メリダのエアロロードはいかがですか?