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【夢のホイール交換】最強カーボンクリンチャーRACING ZERO CARBON
by: 嘉悦 賢

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レーシングシリーズのトップに位置するRACING ZERO CARBON。

 

一本でオールラウンドに使えるカーボンクリンチャー最高レベル。

 

 

まさに夢のホイールです!

 

 

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FULCRUM / RACING ZERO CARBON    ¥260,000,+TAX

 

 

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見るからに精悍なRACING ZERO CARBON。

 

 

 

リムはUDカーボンを採用。

 

リムハイトは前後共に30mmとなっておりオリジナルのフロント23mm、リア27mmよりハイトを高くしております。

 

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リム幅も拡張。

24.5mmのワイドリムのクリンチャー仕様となっております。

 

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手にとっても感じる程に外周部の軽さを感じ、またカンパ・フルクラム系リムのカーボンリムの成型精度は高く、やはり仕上がりもきれいです。

 

 

カーボンでワイドリム化する事で外周部の剛性を高めて、更に空力効果と軽量化を同時に図っている印象を受けます。

 

デカールも気持ち大きめです!

 

 

 

 

ブレーキ面は硬度の高い3kカーボンを採用。

対摩耗性と耐久性を高める狙いでしょう。

 

 

気になる制動力に関しては、表面処理もされておりアルミリムと遜色なく効くと、同様リム クアトロカーボン使用中の店長小西も高評価。

 

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ハブは前後共にカーボンボディUSB仕様。

 

 

スポークは軽量性と高剛性を両立したアルミ製エアロスポーク。

 

 

 

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フロントは16本のラジアル組み。

 

リアはフルクラム独自の2:1スポークレシオをもちろん採用。

スポークに多くのテンションのかかる駆動側とテンションの低い非駆動側のスポーク本数を2:1とすることで、左右のテンション最適化してホイールのバランスを調整。

 

 

フリーボディはプラズマ電解酸化処理を施したHG仕様です。

 

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細かい違いを除いて、基本的にはリム以外はレーシングゼロと同様です。

 

 

ペダルを踏み、力がチェーンを介してリアハブに伝わり、ラチェットが引っかかり、ハブが回転し、スポークが撓みリムを引っ張る・押す事でホイールを回転させ、前進するという走行動作。

 

 

 

オリジナルのレーシングゼロはUSBによるハブの回転性と撓みの少ない剛性と反応性に優れるアルミスポーク、その最適なスポークパターン、軽量なリムがうまくバランスしており、この自転車を前進させる一連の動作が非常に直接的な点がレーシングゼロの魅力だと思います。

 

 

 

そこにカーボンリム×アルミスポークとなったレーシング ゼロ カーボンは、よりリム剛性と軽量性を高め、同時に空力性も高めた印象を受けます。

 

 

また、25cタイヤとの相性から、エアボリュームによる接地感の良さやある程度の快適性も備えているでしょう。

 

 

重量はフロント568g、リア763g。

 

セットで1331gです。

 

 

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カーボンチューブラー程に超軽量とまではいかない事から、ヒルクライムやエアロ効果などどこかが突き抜けたタイプではないといえるかもしれません。

 

 

が、持ち前の病みつきになるような加速性と高い巡航性をもつオリジナルそのままに、剛性と空力性の向上でさらにシャープ化して全てを備えたオールラウンダーといえます。

 

 

 

この1本で決戦用として、レースやイベントにロングライドやツーリング等、万全に挑めるでしょう。

 

 

 

間違いなく現在最強のカーボンクリンチャーの1つです!

 

 

 

 

ぜひ店頭でご覧ください!