エアロなんか関係ねー!!
by: その他

 

 

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皆さんこんにちは、逃げの展開で毎回ドキドキしている福岡天神店の井手です。

なかなか逃げが決まることはないのですが…

 やったぜグレッグ・ヴァンアーベルマート!!

ゴールのジャージのBMCを指さした後のガッツポーズにはシビれました。

いやっほう!

というわけで今日の紹介はBMCレーシングの旗艦、

ヴァンアーベルマートが2016年のツール初の山岳ステージとなった第5ステージを制し、

さらにマイヨジョーヌを獲得した時の相棒、SLR01の紹介です。

 

 

 

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BMC SLR01 ULTEGRA  ¥580,000-+TAXをASK!

 

在庫サイズは51(目安適応身長175cm前後)

 

 

BMCのフラッグシップのSLR01。近年のBMCはブラックのこの色が基調ですが、

今年のツールはホワイトでしたね。

そのULTEGRA仕様車です!

 

 

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フレーム形状は中にカステラが入るんじゃないかと思うほど「四角くて太い!」ダウンチューブ形状。

 

 

 

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近年フラッグシップにエアロロードが増えていますがそれに見向きもしないオトコらしい仕様。

34000通りのプロトタイプを戦わせた結果残ったのがこの形状だそうなので、

BMC的にはエアロより剛性を取ったと言う事でしょう。

 

独走であれだけかっ飛ばせれば、通常のステージではエアロなんか関係ないぜ!っていうことなのか。

 

もちろんBMCもエアロなモデルも持っています。

TTなんかのエアロ必須なステージはTMシリーズにお任せ。

石畳のクラシックでGFシリーズかSLRシリーズ、

しかし普段ロードの中心となるのはSLR01です。

 

 

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バック三角のコンパクトさも特徴の一つ。

乗り心地や路面追従性に影響大な

シートステーは細身で扁平しています。

 

 

 

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加速を司るチェーンステーは太く、左右非対称。

左なんかBB側は私のスチールフレームのトップチューブぐらいありそうです。

 

 

 

 

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コンポーネントはシマノ フルアルテグラ。

 

 

 

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 ホイールも同じスイスブランドのDT SWISS。

フリーのスターラチェットの細かい音がやる気を誘います。

 

 

 

 

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 サドルはフィジークARIONEと基本を押さえたチョイス。

 

 

 

 

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BMCアルテ仕様車ペダルレスで7.75kg。

BMC史上最も軽いフレームです。

 

 

 

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フレームはBMCレーシングに供給されているのと同じモノ。

つまり剛性は「硬く」車体は「軽く」操作感は「クイック」

とマジモンのレースグレードです。

その辺りに「一切の妥協はない」ので、乗りこなすにはある程度の「覚悟」が必要です。

 

今乗っているマシンが大人しい、ガツンと来るレーシーな走りを体感したい、

そんな方にピッタリのマシンです。

 

しかしくれぐれもアタックは計画的に。

このクラスだと、脚が残っている間は素晴らしい加速や機敏な操作性を楽しめますが…

余力がなくなると地獄をみます(W