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【初ホイール交換】オールラウンドすぎるDURAACE C-24
by: 嘉悦 賢

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先のツール ド フランスでも圧倒的に使用率の高かったシマノホイールDURA ACE。

 

 

新型9100系が発表となりましたが、まだ実戦投入とはいかず、ツールでも唯一フルームのみが新型ホイールを取り付けていたのではないでしょうか。

 

 

 

 

まだまだ現役な9000で、最もオールラウンドなc-24のご紹介です。

 

 

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SHIMANO / WH-9000-C24 T/L       

¥128,475,+TAX ➡ 当店販売価格 ¥115,628,+TAX

 

 

 

 

 

 

 

まず気になるところはシマノならではの独特なリムのグロスな質感でしょう。

 

 

アルミリムにカーボンを貼り付けて強度と軽さを調整するカーボンラミネート技術を採用。

 

ホイールメーカー各社はリムの切削処理をして軽量化を図るところ、シマノは薄い軽量なリムから始まり、必要なところにカーボンを貼り付けて強度をだし、同時に軽量化を図るという設計自体が逆の発想。

 

 

 

最初に軽量なリムを造るというところがスタートです。

 

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リムハイトはフロント21mm、リアは23mm。

 

 

 

リアは左右非対称設計です。

そのなめらかなリムは見た目からは想像しにくいエアロ効果も備えています。

 

 

そして、チューブレスにも対応します。

 

 

 

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ハブはシマノ伝統とこだわりのカップ&コーン式。

 

ここのチューンナップにはそれぞれのこだわりが活かせるところで、もちろん、耐久性とメンテナンス性に優れます。

 

フランジも肉抜きがきれいにほどこされ、シマノらしい機能美。

 

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スポークはエアロ形状ですが、細めのダブルバテッドスチールでフロントは16本ラジアル組み。

 

リアは20本クロス組みです。

 

ローハイトリム×適度にしなるスチールスポークはレースだけでなくロングライドや一般ユースにも最適です。

 

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フリーボディーはこのグレードならではのチタンを採用。

 

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実測重量はフロント642g。リアは853g。

 

ペアで1495gと十分に軽量です。

 

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平地巡航や空力を考えると他にもメリットのあるC-35以上がありますが、ヒルクライムはもちろん、外周部の軽さと造形からくる 加速の良さや漕ぎ出しの軽さ、脚あたりのマイルドさ等、万能に使いやすいホイールとして重宝するかと思います。

 

 

 

 

アルミベースなので気軽に使える所も見逃せません。

 

 

初めてのホイール交換で、間違いなくおすすめな一本です。