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2016/11/21 18:43
次世代フィットネスバイクの本命か?
ヤマハ YPJ-C
(試乗車サイズXS メーカー適応身長154~)
¥185,000-+TAX
世界初の電動アシスト自転車PASを世に送り出したヤマハから、クロスバイクというより
フラットバーロードタイプの電動アシストのご紹介です。
以前は一般車や婦人車(いわゆるママチャリ)を主に販売する店に勤めていた井手。
ママチャリタイプには乗ったことがあるのですが違いやいかに?
漕ぎだしてまず感じたのはスタート時のアシストの弱さ。
ゼロ発進からの加速はかなり控えめ。
ママチャリタイプの「蹴飛ばされるような」加速はありません。
これはちゃんと発進のときに軽いギアにあわせておかねば。
おそらくママチャリタイプ車重の重さとカゴに荷物を乗っけた後の重量、
さらに力の入りにくいママチャリのポジションを考慮してパワーが設定されてるのに対し
YPJ-Cは車重の軽さや軽いギアを選択できること、力の入れやすさから過度な加速は危険と判断したものと思われます。
その代わり?時速3kmでも動いていればそこからグイグイアシストがかかります。
体感で一番おいしいと感じたのは時速16~22kmくらいで走っているとき。
特に上りで真価を発揮します。
いやあ、ラクチン。
電動アシストとしては驚異的といってよい重量。
カゴつきの電動アシストじゃないママチャリで、軽くても18kg、通常20~22kg。
電動アシストのベーシックタイプのPAS ナチュラXL 26型で25,6kgといかに軽いかがわかります。
この重量が取り回しの軽さのみならず、ブレーキング時も影響大!
ご存知のように重量が重いとブレーキも力いっぱいかけないととまりません。
電動アシストはお母さんたちが乗っているのを良く見るのですが
荷物を載せる必要がなければ軽い力でブレーキが効くYPJ-Cのほうが乗りやすいと思います。
通勤がそこそこ距離があるけど健康の為にも自転車に乗りたいという場合や
途中に坂が…なんていう場合でも気持ちよく漕ぎ続けることができるので
今まで2の足を踏んでいた方はぜひ!
標準装備のディスプレイの表示が結構楽しく、
「速度」「ケイデンス(1分あたりの足の回転数)」などサイクルコンピューターでおなじみの機能に加え
ダイエットに便利な消費カロリーやワット数!まで表示されます。
安くても10万近くするパワーメーターの機能が一部とはいえあるのは興味深いですね。
通勤時のフィットネスも楽しく続けられそうです。
ただし時速24kmでアシストが切れるので、普段からそれ以上で走りたい元気な方は
普通にクロスバイクを買ったほうが幸せになれそうなことも追記しておきます。
試乗ご希望の方は注意事項がございますのでコチラのページの下のほうを参照ください。