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【使ってみました】ミシュラン「POWER」。それも定番のコンプではなくオールシーズン。
by: 小西 真人

 

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新年あけましておめでとうございます。

 

本年もワイズロード福岡天神店をどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

さて、新しい年を迎えたということで。

 

新年に相応しく、すり減っていたタイヤを交換してみました。

 

 

 

 

今回替えたのは、通勤用ロードバイクのタイヤ。

 

 

使い方から考えた時の必要な要素は、

 

〇耐久性と耐パンク性

〇雨天時を含めたグリップ性能。

〇25Cの安定感。

 

 と、まずはセレクトのための基準を決めます。 

 

 

通勤のみの使用であれば、距離は相当頑張っても400㎞/月。

走る時間も1時間程度/日なので、乗り心地や軽さは二の次でOK。

(こういう場合はあれもこれもと欲張らない方が吉)

 

 

 

 

いままで使っていたタイヤは、もはや個人的な基準タイヤと化している

 

「IRC ASPITE PRO」。

 

硬めのケーシングとグリップ力の高いコンパウンド、転がりの軽さが

見事にツボにはまった良タイヤです。

 

 

 

なのですが。

 

 

 どうせなら違うタイヤを試してみたい、というのもあり・・・

 

今回はこれでいきます。

 

 

 

 

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〇MICHELIN POWER ALL SEASON 700x25C

¥7,410-+TAX

 

 

 

フランスの雄ミシュランの渾身の作「パワー」シリーズ。

 

 

どうでもいい話ですが小西の愛車(4輪)は常にミシュラン。

(SX-GT→パイロットスポーツ→エナジーセイバー)

なのでミシュランタイヤにはそれなりに思い入れもあります。

 

 

他のスタッフの話を聞いたりしたところ、「プロ」から「パワー」になって

コンパウンド(ゴム)の硬質感がアップしたとかなんとか。

 

ゴムは柔らかめが好きなので、敢えて直球の「コンペティション」ではなく

グリップ感を高めたという触れ込みの「オールシーズン」をセレクトです。

 

 

 

 

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さて。

 

 

コギ出し一発目の感想。

 

 

うわぁ・・・重い・・・

 

 

205gの「ASPITE 23C」から65g(どちらもカタログ値/1本)も重くなれば

それなりの重量増を感じて当たり前。

 

キレや軽快感を二の次と判断した以上、そこは素直に受け入れます。

 

 

 

肝心のグリップ感。

 

 

通勤コースにグリップ力ギリギリまで攻めるコーナー、なんてのもないので、

ブレーキをかけた時の感じで判断します。

 

グリップ力がイマイチなタイヤだと、制動距離が延びる感じがあるですが、

「パワー」はそこそこ重いタイヤにも関わらず路面を噛んでる感じが強く

しっかり減速し、しっかり止まるので一安心。

 

 

雨の日のテストは・・・今丁度タイミングよく雨が降ってきましたが

正直冬場にはやりたくないですね。

 

 

 

乗り心地。

 

 

やや硬さを感じますが、この乗り味は嫌いではない。

 

剛性アップのために敢えて使った60TPIケーシング効果か、腰砕け感はなし。

シッカリした基礎の上に柔らかいゴム層が乗っている感じはIRCに近い印象。

 

 

タイヤ自体のしなやかさが薄いため、路面からの振動はそれなりに感じますが、

25C化の効果か、それほどガツンガツンと揺すられません。

 

またゴムにモチモチ感があるので、路面からの振動そのものの角を丸めてくれる、

そんな乗りの心地よさのようなモノも感じます。

 

 

 

 

褒めっぱなしなのもなんだか怪しいので、敢えて難点を上げるなら。

 

常に聞こえる「チリチリ」したロードノイズが気になりました。

これが新品ならではのものなら問題ないのですが・・・

 

 

 

 

こういう言い方をしたら、ミシュランの開発者に怒られるかもしれませんが。

このタイヤは「通勤+練習バイクに丁度いい」かもしれません。

 

 

「これはなかなか良いセレクトになった」とただいま自己満足中です。