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2017/01/02 15:57
新年あけましておめでとうございます。
本年もワイズロード福岡天神店をどうぞよろしくお願いします。
さて、新しい年を迎えたということで。
新年に相応しく、すり減っていたタイヤを交換してみました。
今回替えたのは、通勤用ロードバイクのタイヤ。
使い方から考えた時の必要な要素は、
〇耐久性と耐パンク性
〇雨天時を含めたグリップ性能。
〇25Cの安定感。
と、まずはセレクトのための基準を決めます。
通勤のみの使用であれば、距離は相当頑張っても400㎞/月。
走る時間も1時間程度/日なので、乗り心地や軽さは二の次でOK。
(こういう場合はあれもこれもと欲張らない方が吉)
いままで使っていたタイヤは、もはや個人的な基準タイヤと化している
「IRC ASPITE PRO」。
硬めのケーシングとグリップ力の高いコンパウンド、転がりの軽さが
見事にツボにはまった良タイヤです。
なのですが。
どうせなら違うタイヤを試してみたい、というのもあり・・・
今回はこれでいきます。
〇MICHELIN POWER ALL SEASON 700x25C
¥7,410-+TAX
フランスの雄ミシュランの渾身の作「パワー」シリーズ。
どうでもいい話ですが小西の愛車(4輪)は常にミシュラン。
(SX-GT→パイロットスポーツ→エナジーセイバー)
なのでミシュランタイヤにはそれなりに思い入れもあります。
他のスタッフの話を聞いたりしたところ、「プロ」から「パワー」になって
コンパウンド(ゴム)の硬質感がアップしたとかなんとか。
ゴムは柔らかめが好きなので、敢えて直球の「コンペティション」ではなく
グリップ感を高めたという触れ込みの「オールシーズン」をセレクトです。
さて。
コギ出し一発目の感想。
うわぁ・・・重い・・・
205gの「ASPITE 23C」から65g(どちらもカタログ値/1本)も重くなれば
それなりの重量増を感じて当たり前。
キレや軽快感を二の次と判断した以上、そこは素直に受け入れます。
肝心のグリップ感。
通勤コースにグリップ力ギリギリまで攻めるコーナー、なんてのもないので、
ブレーキをかけた時の感じで判断します。
グリップ力がイマイチなタイヤだと、制動距離が延びる感じがあるですが、
「パワー」はそこそこ重いタイヤにも関わらず路面を噛んでる感じが強く
しっかり減速し、しっかり止まるので一安心。
雨の日のテストは・・・今丁度タイミングよく雨が降ってきましたが
正直冬場にはやりたくないですね。
乗り心地。
やや硬さを感じますが、この乗り味は嫌いではない。
剛性アップのために敢えて使った60TPIケーシング効果か、腰砕け感はなし。
シッカリした基礎の上に柔らかいゴム層が乗っている感じはIRCに近い印象。
タイヤ自体のしなやかさが薄いため、路面からの振動はそれなりに感じますが、
25C化の効果か、それほどガツンガツンと揺すられません。
またゴムにモチモチ感があるので、路面からの振動そのものの角を丸めてくれる、
そんな乗りの心地よさのようなモノも感じます。
褒めっぱなしなのもなんだか怪しいので、敢えて難点を上げるなら。
常に聞こえる「チリチリ」したロードノイズが気になりました。
これが新品ならではのものなら問題ないのですが・・・
こういう言い方をしたら、ミシュランの開発者に怒られるかもしれませんが。
このタイヤは「通勤+練習バイクに丁度いい」かもしれません。
「これはなかなか良いセレクトになった」とただいま自己満足中です。