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2017/01/15 15:45
NEILPRYDE試乗2台目は軽量ヒルクライムマシーンbura SL。
9000デュラ組みのアルテグラホイールになります。
このかつてのキャノンデール的な極太ダウンチューブは迫力ありますが。
見るからに固そうな・・・
そしてフロント53-39と貧脚泣かせの鬼仕様。
たどり着くまでに脚が終わってしまわないか不安ではありますが、いつもの峠にいってきました。
第一印象はやはりそれなりに硬い。
ケツも跳ねます。
ゴツゴツと振動を拾います。
このダウンチューブにチェーンステーで跳ねないわけないですね。
ワタクシは超がつくほどの鈍感体質のためそこまで気になりませんが。
すぐ慣れましたし。
峠麓までは軽く流すつもりでしたが、気づけば35kmを振り切っているではないですか!
これはフロントギアのサイズの影響も多少なりあるでしょう。
が、それにしても進みます。
徐々にゆるーい登りに入っていっても速度はあまり落ちず巡航性能の高さに驚きです。
前回のNAZAREしかり、ニールプライドのフレームは共通して巡航性能が高いんです。
完全ヒルクライムマシーンと決めつけていただけにここが一番の驚きでした。
ただ、流すつもりが結局踏んでみたりとはしゃいどりますと麓に着く頃にはちょっとお疲れモードに・・・
ということで登りはあまり無理せず登っていきます。
さすがに慣れない男前ギアのため、無理せずとはいってもそこそこきついんですが、貧脚なりに回していくとしっかり答えてくれる、自分のパワーが2割増しくらいで推進力になっているイメージ。
この手の自転車は貧脚野郎が乗るには敷居の高いイメージでしたが、ニールプライドの懐の広さに感動です。
結局登頂手前でペースダウン、ヨロヨロでなんとか登りきりました。
さすがにフロントがでかかったためペースが掴めず無念。
と、思いきや、ガーミン先生によるとタイムは十数秒ではありますが更新!!??
あんなに後半垂れてたのに!?
そもそものタイムが大したもんではないのですが、ペースダウンし、グダグダだったのにこの結果とは、bura SLの性能の高さは疑う余地もありません。
普段慣れ親しんでるサイズのギアで登ってたら・・・
妄想が止まりませんね!!
下りは寒すぎてあまりはっきり覚えてませんが、下りが苦手なワタクシでも軽く55kmほど出ておりました。
恐ろしい限りです。
正直弱点が見当たらなかったbura SL。
脚力がもっとあれば見えてくる弱点もあるのかもしれませんが、現時点でのワタクシの脚では最高の性能に思えます。
上にも書いたような、貧脚野郎をも許容してくれるレースマシーン。
ニールプライド大推薦です!