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2017/01/21 19:24
サントス・ツアー・ダウンアンダーで4戦中3勝と無敵のスプリントを見せる
オリカ・スコットのカレイブ・ユアンが駆るスコットのエアロロード フォイル。
170cm以下の小柄な身長から爆発的な加速でゴールに飛び込むスプリントは
全盛期のガヴェンディッシュを彷彿とさせます。
SCOTT 2017 FOIL30.1
サイズM
¥299,000-+TAX➡ASK!!
もう2017年モデルが?!
今のトレンドのエアロロードの先駆けとなったフォイル。
もちろんそれまでもエアロロードはありましたが、
縦に薄い翼断面の形状から
重量が重く、山岳で使えなかったり、
縦方向に過剛性になりやすく、突き上げがきつく荒れた路面が苦手だったりと
タイムトライアルや平地主体のコースのみで力を発揮する
いわば局地戦用機といった扱いでした。
フォイルのすごいところはエアロロードをそれまでの局地戦用機から、
高性能な汎用機に 進化させたことです。
(協力:お隣のトム・ソーヤさん)
「カムテール」と呼ばれる翼断面の先だけを残した形状により
エアロと軽量性を両立させることに成功。
CR-1で世界を驚かせた軽量化の技術も使い
山岳でも軽量オールラウンダーに負けない走りが可能になりました。
去年のツールの山岳やブエルタの17ステージで勝利したマティアス・フランクの走りが
それを証明しています。
本来苦手なはずの悪路走行も「カムテール」によって克服。
従来のパイプに近い断面のカムテールによって、
適度なしなりと高い路面追従性を得ることに成功しました。
去年のパリ~ルーベ、北の地獄をマシュー・ヘイマンがエアロロードのフォイルで勝つという偉業は
私のみならず、ロードレースファンにとってセンセーショナルな出来事でした。
「SOLACEの立場は?」と思わず突っ込んでしまいました。
2016年のジロでエステバン・チャベスが総合2位に入ったのも記憶に新しいところ。
福岡天神店でも、ADDICTとCR-1を持つスコット党の久保を筆頭に
テックの親父こと西津のFOIL、
そして新たに学生アルバイトNEWリーダー鶴崎のSOLACEと
福岡天神店でもスコットは大きな勢力に。
特に鶴崎は完成車についていたコンポを
「こんなに走るフレームにはアルテグラこそふさわしい!」
と105からアルテに早速載せ換えるほどのほれ込みよう。
(鶴崎に写真をくれと言ったらこれ以下のサイズじゃだめだと言われまして…
お前どんだけ自分のマシン好きなんだよ)
確かな技術と先見性でロードバイクのトレンドを作ってきたスコット。
スプリントだけでなく、山岳や石畳などの荒れた路面やステージレースなど
過酷な環境でのオールマイティーな性能を勝利によって証明し続けるFOIL。
2017年の初めから大暴れしているエアロロードのFOILはいかがですか?