11

【スタッフ勉強会・COLNAGO編】フィーリングが完璧だったC60。
by: 小俣 伸城

イタリアンバイクと言えばいろいろありますが、まず最初にコルナゴを連想するかたも多いかと思います。

今回はNBS様よりコルナゴの試乗車をお借りしました。ありがとうございます!!

というわけで九州の中でもイタ車が似合わないランキングトップ⑩入りしているワタクシが最初に選んだのは・・・

 

 

 

DSC_1311

 

DSC_1307

COLNAGO C60
この芸術的なペイント。
フレーム形状は今時の流れるような湾曲した形状ではなく、直線が目立つ形になっており、ジルコ加工されたパイプのラグ仕様でスペシャル感満載です。

 

 

 

 

 

 

DSC_1308

硬いと評判のようですが、無事走りきれるのか、嘉悦と北九州で試乗してきました。

ちなみに嘉悦はV1-r。

タイミング悪くワタクシは乗る事ができませんでした。残念。

 

 

 

 

 

 

 

DSC_1317

まずは平坦な道をひたすら門司方面へぶっ飛ばしますが、気になったのがハンドリングの素晴しさ。

もっさりでもなく、ソリッドな感じでもなく、ふわふわ。

ワタクシ程度の低能では
「ふわっふわ」
としか表現できません。
乗っていて気持ちいい扱いやすい感覚。
衝撃くらいました!

 

 

そして、踏んだときの加速感も気持ちよく、前を走っている嘉悦と少し車間距離を開けて走っていると、嘉悦がトラックのスリップに入り急加速。

チクショウ!チギラレル!・・・・かと思いきやバビューンと加速し、しっかり距離を詰めることができました。
反応のよさも抜群ですね。

向かい風の中ガンガン踏んでいきましたが、嫌な硬さは感じません。
BB回りの剛性がワタクシにフィットしていたのか、途中の風師山でも違和感なく登れます。

最後はお決まりの皿倉山です。
そこそこ疲れたので踏まないつもりでしたが、気持ちいいくらい登れるので気づけば踏んでいました。
タイムは・・・1分も更新してる・・・

いつものごとく、そもそも大したタイムではありません。

にしても、疲れた体で締めの皿倉でタイム更新とは・・・。

名門イタリアンブランドの底力を垣間見た気がします。

ちなみに北九州からの帰りの車内で足ツりました。
「全然硬くねぇ。」と連呼していた割に、C60の硬さに気づかずに削られたのか、最後の皿倉で無理して踏んだのが祟ったのか・・・

ちなみにホイールはKSYRIUM SLRでした。

後者だとと信じたいです。

なんとなく・・・

 

 

 

 

 

 

DSC_1323

なんだかんだと乗ってて楽しい、高級車乗ってる!っていう高揚感がハンパないC60でしたが、内容もポンコツなワタクシでもはっきりとわかる上質さ。

これがTHE COLNAGOかどうかわかりませんが、名門バイクメーカーたる所以をまざまざと見せつけられた1日でした。
お値段フレームセット ¥645,000- +taxと、超高級車ですが高級なのには理由があるのです。
ぜひ体験していただきたいですね。

こんなの似合うオジサンになりたい!!