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【パリ~ルーベ】祝!ヴァンアーヴェルマート、モニュメント初制覇!!
by: 小西 真人

 

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終わりよければすべてよし!

 

 

 

放送があったりなかったりして、ちょっとモヤモヤした

今年の石畳(フランドル)クラシックでしたが・・・

 

 

石畳決戦のクライマックスとなる昨日の「パリ~ルーベ」で、

 

 

 

BMCのヴァンアーヴェルマートがやってくれました!!

 

 

 

 

正直アランベール手前で落車した時は「マジか・・・」と思いましたし、

最後のヴェロドロームで5人のスプリント対決になったり、クイックステップの

スティバルに差をつけられたりと、最後まで全然気が抜けませんでしたが。

 

(カンチェやボーネンみたいな安心感があんまり無い・・)

 

 

 

 

仕事が終わって家に帰ってから、オンデマンドなのを活かして

スタートからきっちり全部見ていたので、その間およそ6時間。

 

 

 

正直、石畳区間に入る前の100kmはアタックが決まった時点で早送り、

くらいに思っていたのですが、なんだか一向にアタックが決まらない。

 

そうこうしているうちに石畳区間に突入・・・

 

セクターを越えるたびふるいに掛けられていくように数を減らす有力選手たち。

 

 

いわゆるワンデーレースのセオリーや勝ちパターンが通用しない、個の強さが

求められる特別なレース「パリ~ルーベ」。

 

結果寝たのは朝方でしたが、その価値ありの熱いレースでした。

 

 

 

 

さて。

 

 

積極的にレース動かそうとしながらも、良いところでパンクに見舞われ

思うような展開に持ち込めなかったのが「ペーター・サガン」。

 

 

あんな石畳を走るのですから、タイヤに対する要求レベルがとんでもなく高い

厳しいレースなのは間違いありません。

 

アーヴェルマートがタイヤトラブルに見舞われなかったのは、彼のテクニックと、

多少の運と、このタイヤのおかげでしょう。

 

 

 

 

 

 

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〇VITTORIA CORSA OPEN TUBULAR   ¥7,020-+TAX

 

 

今年から使用タイヤをコンチからヴィットリアに替えたBMCレーシング。

このタイヤの出来の良さを知れば、その判断も納得です。

 

 

 

レースで使われたのはおそらくチューブラータイヤの28Cでしょう。

 

ですが、このオープンチューブラー(クリンチャー)も基本設計は全く同じ。

プロスペックの専用タイヤではなく普通に売っているタイヤです。

 

 

 

かつては石畳用に「PAVE」という専用のモデルを別途用意していましたが、

今はコルサとコルサスピードの2種類のみ。

 

 

酷暑と砂のオーストラリア・中東。

雨と雪と寒さの春のフランス・イタリア。

石畳のフランドル。

曲がりくねったアルデンヌ。

3週間にも及ぶグランツール、ジロ・ツール・ヴェルタ。

 

あらゆるコンディションに対応可能な、極めて懐が深いタイヤと言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

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グレーサイドもありますが。

 

「パリ~ルーベ」と言えばやっぱりスキンサイド!

 

 

 

 

 

福岡天神スタッフも絶賛のヴィットリア「コルサ」。

そのスゴさはプロだけでなく、我々一般ライダーでもきちんと享受できるもの。

 

 

 

難点はイタリア物ゆえの、供給の不安定さでしょう・・・

 

ある時買いが基本です。