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2017/04/11 19:15
「MAVIC KSYRIUM」派と「FULCRUM R-0」派。
アルミリムホイールの頂点争いで真っ二つに割れる福岡天神店。
現状では2対3で人数的にはレーゼロ派がやや有利。
そんな緊迫した空気の中・・・
しばらく欠品が続いていた「レーゼロ」が久々の入荷!!
〇FULCRUM RACING ZERO C17 WO HG(シマノ)11S
¥115,500-+TAX → ¥103,950-+TAX!!
この万能&高性能ホイールが10万チョイ??
確かにこの上に「ナイト」と「コンペ」がありますが・・・
値段の付け方が間違っているのでは、と心配になります。
C17の名前の通り、昨今のトレンドに合わせてワイドリム化。
推奨タイヤ幅は「25C~32C」となりました。
なんかもうコレがスタンダードでいいのでは。
ワイド化によるリムの重量増を嫌ったのか、スポーク部分の切削度合いは
「C15」の時代より攻めています。
ベアリングはUSB(ウルトラ・スムース・ベアリング)と呼ばれるセラミック製。
この上に「CULT」と呼ばれるさらなるハイグレード仕様があるのですが、
通常使用のレベルであれば、コレでも信じられないくらい良く回ります。
このフルクラム系独特の転がり感・空走感・・・クセになります。
リアハブも同様にUSB仕様。
C17化にタイミングを合わせて、シマノ用のフリーボディの素材を変更。
スチールからアルミ+PEO処理とすることで、トータルでの重量軽減に貢献。
最近流行のスター〇チェットでもなんでもない従来のシステムのままなのに、
なんでこんなに掛かりがいいんでしょう?
軽量・ローハイトリムの印象が強いレーゼロですが。
フロント27mm、リア30mmと意外とリムハイトが高いのも特徴。
あと5mmあれば「ボーラ35」や「アイオロス3」と同じと考えると・・・
そこそこの空力効果も期待できるというもの。
小西の通勤レベルの話ではありますが。
最高速なら「クアトロカーボン」が6~7km/hほど優っていますが
平均速度で言えば、なぜか「レーシングゼロ」がほんの少し上。
トータル時間はどちらも大差なし、といったところです。
ここ最近のカーボンクリンチャーの進化・高性能化は確かに魅力的ですが
アルミリムのならでは安心感・安定感は不変のものと言っていいでしょう。
雨の日のブレーキ性能なんかも考えると、やはりメインは「レーゼロ」。
「クアトロ」もカーボンリムながらなかなか使い勝手のいいホイールですが
どちらかと言えばレースのようなコンペティション寄り。
万能感においてはやはり「レーシングゼロ」に分があります。
つけっぱなしで通勤からレースまでイケる、真のオールラウンダーホイール。
「RACING ZERO(無印)」
迷ったらコレ。