日本最大級のスポーツサイクル専門店!九州1号店!
2017/09/11 16:28
2台目以降に根強い人気なLOOK。
カーボンの老舗として、ツールを抱えるフランスの代表的なブランドとして
ロード乗りとして何時かは所有したいブランドです。
LOOK 2017 675 LIGHT UD (105完成車)
サイズXS、S、M
¥349,800-+TAX
素材はHMカーボンを採用。
発表当初は外側に見える部分が1.5K のカーボンクロス地でしたが
UDにすることでちょこっとコストを落とし、
LOOKにしては手に入れやすいお値段になりました。
トップチューブに透けるUDカーボン地は
乗ってる本人しか見えない位置なので
ココを見てニヤニヤできるのは所有者の特権かと。
ヘッドやシート周り、BB部フレーム内部は
各所を補強して剛性を高めるインサイドラグ製法を採用。
外ラグだった頃のLOOKは意地の悪い言い方をすると
「水道管みたい」だったのですが、すっかりおしゃれになってしまって…
ヘッドチューブは太めで長め、上側1-1/8インチ、
下側1-1/2インチの上下異型テーパー形状。
特に1-1/2インチの下側は太く大きく
安定性とハンドリング性能の高さが際立ちます。
ダウンチューブは多角形状。
ヘッド側はスクエアに近く、BB側にかけて横に潰れた六角?に断面の変わる形状です。
675に試乗した時に感じた「765と同等の快適性なのに、加速感が2段ほど上」
の秘密はこのあたりにもありそうな感じ。
シートステーと長めに設定されたチェーンステーは
最近のトレンドよりは太さとしっかり感を感じます。
捻れ&扁平と複雑な形状で、縦方向への振動吸収と
路面をしっかり捉える推進力を両立しています。
(上2つの画像は675のアルテグラモデルです)
気になるポジションに関するA-ステムは、5mmオフセットの上下反転とスペーサーで最大15mmまで調整可能、オプションの15mmオフセットステムで最大35mmのハンドルの調整可能。
このあたりの調整幅の小ささは675の独特のフォルムと引き換えになるので
致し方ないところ。
2台目以降で、ある程度ご自身のポジションが固まった方向けで、
かつLOOKのジオメトリにある程度合う方でないと
サイズで外す危険性もあります。
(サイズに関しては店頭でバイオレーサー1000にて)
ちなみにこのA-ステム、見た目の通りの高剛性で
このあたりもハンドリングに好影響を与えているものと思われます。
コンポーネントはシマノのスタンダード105をフルセット。
ただエンデュランスと一言で片付けるには惜しいくらいよく走るモデルです。
だてにレーシー・エンデュランスバイクを名乗っていません。
加速具合は「スイスイ滑らかに」気持ちよく走っていたら
気がつけば速度が上がっている感じでしょうか。
滑らかで継ぎ目のない加速が特徴です。
確か今年のパリ~ルーベを走ったのもLOOKは675だったはず。
レースや長距離で時間制限のあるブルベ等、ガチ系のロード乗りの方はもちろん
週末にロードらしい爽快感を味わいたいけど翌日の疲労が気になる…
なんて私のような貧脚ライダーまで気持ちよく乗れる懐の深いモデルです。
今なら在庫サイズはXS(適応身長160cm前後)、
サイズS(適応身長165cm前後)、M(適応身長172cm前後)
各1台ずつと結構揃ってます!
LOOKは翌年のモデルの発表、入荷ともに遅めのブランドですので
この秋に乗りたい!って方は今がチャンス!!
サイズによってはメーカー完売ですのでお早めに!