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2017/11/05 14:56
最近はカジュアルやビギナー向けに力を入れていた感のあるOGK/KABUTOですが
去年の「AERO-R1」あたりから再びレーシング路線を追求し始めました。
今年の新型モデル「FLAIR(フレアー)」のテーマは
「めっちゃ軽いねん!」「Kabuto史上最軽量。」
ヒルクライマーのリアルな声からのフィードバックを徹底的におこない
各部のディテールを見直しグラム単位での軽量化を突きつめた、
「軽さのKABUTO」渾身の力作です。
模様に見える各部の黒い線は、実は軽量化のためにポリカのシェルに開けられた
パンチングの穴。
日本製の高品質なスチロール製の帽体と肉抜きされたシェルを組み合わせる事で
軽さと強度の両立をギリギリのところまで攻めてきています。
軽さの追求はこんなところにも。
AEROR-1に使われているものと同じ、XF-7ダイヤルアジャスターにプラスして
決戦用の超軽量スライドアジャスターも同梱されます。
数回の使用でダメになってもおかしくない程度の耐久性しか備えていない分、
とにかく軽いこの決戦用アジャスター。
「数グラムでも軽く!」という声に応えたまさにレースのためだけのパーツ。
ストラップの作りも超シンプル。
本当は「アゴ紐もいらない」と言う声もあったらしいのですが・・・
それではレースで使えないので本末転倒。
必要最低限の機能に絞って素材と作りの両面から軽さを追求しています。
オールラウンドモデルの「ZENARD」。
エアロモデルの「AERO R-1」。
で、今まで「MOSTRO」が担ってきた軽量モデルのポジションを埋めるべく
生まれた新型ヘルメット「FLAIR」。
まだプロトタイプの段階なので正確な重量と価格は発表になっていませんが
ゼナード比でマイナス15%の軽量化を目指しているということなので
200gを大きく下回る170g台あたりは期待できそうです。
デビューは来春頃の予定。
乞うご期待。