日本最大級のスポーツサイクル専門店!九州1号店!
2017/11/27 17:33
いくらサイクルショップのスタッフとはいえ、BORAやDURA-ACEといった高級な
カーボンホイールを日常的に使い倒しているかといえばそうでもなく。
(そういう方もいるでしょうが)
通勤や普段乗りの場合や、レースバイクとは別のセカンドバイクを組む場合には、
リーズナブルなアルミリムホイールを用意したりします。
ただ良いモノを知っている分、中途半端な性能ではなかなか満足いかないのも事実。
そんな目が肥えたスタッフも「この値段でこの走りなら納得」となる名ホイールが
このカムシン。
〇CAMPAGNOLO KHAMSIN ASYMMETRIC
¥28,800-+TAX → ¥24,480-+TAX!
カンパニョーロのホイールシリーズのボトムラインを受けもつお手頃モデル。
カタログによれば
「気軽にカンパニョーロクオリティとパフォーマンスを体験することができます」
とありますが・・・これが本当なのがすごい。
フロント24mm、リア27.5mmと前後異なるリムハイト。
前輪は横風の影響を抑えてやや低め
後輪は空気の抵抗を減らすためやや高め。
前後一緒にしてしまえば、コストダウンにもなるはずですが
上位モデル同様、きちんと作り分けてきています。
リアのリムはセンターをオフセットさせた「アシンメトリックタイプ」
ホイールの中心はバルブ穴の部分。
そことスポークの集合部をズラすことで、左右のスポークテンションの
バランスの向上を図ります。
若干頼りない感じもなくはないですが・・・
きちんとラージフランジ&MEGA G3構造のリアハブ。
価格や重量(1,829g:カタログ値)を見る限りでは少々不安になりますが、
基本的な設計や考え方は、可能な限り上位モデルを踏襲。
コストの都合も考慮した上で出来る・出来ないをはっきりさせつつ、
カンパホイールにとって重要な項目はキチンとキープ。
その結果
「ちょっと重いけど走りはちゃんとカンパだね」となっているわけです。
実は小西が普段用に使っているのはカムシンの兄弟モデル、
フルクラム「レーシング7 LG」だったりするのですが。
ワイドリム(25C推奨)がいけるならこちらもオススメです。