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【CAMPY】ショップスタッフも認めるコスパと走りを備えた「カムシン」。
by: 小西 真人

 

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いくらサイクルショップのスタッフとはいえ、BORADURA-ACEといった高級な

カーボンホイールを日常的に使い倒しているかといえばそうでもなく。

 

(そういう方もいるでしょうが)

 

 

 

通勤や普段乗りの場合や、レースバイクとは別のセカンドバイクを組む場合には、

リーズナブルなアルミリムホイールを用意したりします。

 

 

 

ただ良いモノを知っている分、中途半端な性能ではなかなか満足いかないのも事実。

 

 

 

そんな目が肥えたスタッフも「この値段でこの走りなら納得」となる名ホイールが

 

このカムシン。

 

 

 

 

 

 

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〇CAMPAGNOLO KHAMSIN ASYMMETRIC  

 

¥28,800-+TAX → ¥24,480-+TAX!

 

 

 

 

カンパニョーロのホイールシリーズのボトムラインを受けもつお手頃モデル。

 

 

 

カタログによれば

 

「気軽にカンパニョーロクオリティとパフォーマンスを体験することができます」

 

とありますが・・・これが本当なのがすごい。

 

 

 

 

 

 

 

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フロント24mm、リア27.5mmと前後異なるリムハイト。

 

前輪は横風の影響を抑えてやや低め

後輪は空気の抵抗を減らすためやや高め。

 

 

前後一緒にしてしまえば、コストダウンにもなるはずですが

上位モデル同様、きちんと作り分けてきています。

 

 

 

 

 

 

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リアのリムはセンターをオフセットさせた「アシンメトリックタイプ」

 

 

ホイールの中心はバルブ穴の部分。

 

そことスポークの集合部をズラすことで、左右のスポークテンションの

バランス向上を図ります。

 

 

 

 

 

 

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若干頼りない感じもなくはないですが・・・

 

きちんとラージフランジ&MEGA G3構造のリアハブ。

 

 

 

 

 

価格や重量(1,829g:カタログ値)を見る限りでは少々不安になりますが、

基本的な設計や考え方は、可能な限り上位モデルを踏襲。

 

 

 

コストの都合も考慮した上で出来る・出来ないをはっきりさせつつ、

カンパホイールにとって重要な項目はキチンとキープ。

 

 

その結果

 

「ちょっと重いけど走りはちゃんとカンパだね」となっているわけです。

 

 

 

 

 

 

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実は小西が普段用に使っているのはカムシンの兄弟モデル、

 

フルクラム「レーシング7 LG」だったりするのですが。

 

 

 

ワイドリム(25C推奨)がいけるならこちらもオススメです。