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【FULCRUM】AC3化した新型リム採用の「クアトロカーボン」!
by: 小西 真人

 

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従来の「3ディアマント処理」でも他社のカーボン製リムと比べて

十分なブレーキ性能を備えていましたが。

 

 

〇AVICのアレ(iTg〇AX)を受けてか。

 

 

レーザー焼き付け処理の「AC3」へと更なる進化を遂げました!!

 

 

 

 

 

 

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〇FULCRUM RACING  QUATTRO  CARBON (シマノHG)  

 

¥153,000-+TAX → ¥137,700-+TAX!!

 

 

 

 

何度見てもこのプライスは衝撃的。

 

 

 

フルクラムらしいカッチリしたホイール剛性と良く回るハブ。

40mmの軽量カーボンリムは高速域を得意としつつ登りもOK。

AC3化された新型リムは雨天時の制動力を旧型比で43%もUP。

さらにクリンチャー(ワイドリム)なのでタイヤも選び放題。

セミディープのルックスでバイクの迫力も大幅アップ・・・

 

 

と、もう文句のつけようがないくらいの高性能っぷり。

 

 

 

強いて言えば。

 

ローンチ直後の最初期モデル(20万円越え時代)に飛びついてしまった

小西としては、この進化にイマイチ納得がいかないというくらい・・・

 

 

 

 

 

 

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AC3(オール・コンディション・カーボン・コントロール)と呼ばれる

新型のブレーキ面の処理は、マイクロレーザーを使ってレジンを焼いて

カーボン地を露出させつつ、さらに水切りの溝までつけるというもの。

 

 

 

 

 

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3ディアマントの従来モデル(右)はルツルしていて非常にスムースな

ブレーキ面となっていますが

 

AC3(左)の方はブレーキ面が粗くザラザラした手触りになっています。

 

 

 

これならブレーキシューの食いつきもかなり良さそう。

ウェット時の43%という大幅な性能アップもうなづけます。

 

 

でもまあ雨の中乗らなければその差は6%だし・・・

 

 

 

 

 

突出した個性はないものの全方位的なバランスに優れた「クアトロカーボン」

 

 

「シャマル」や「レーゼロ」ももちろん良いですが。

 

よりハイスピードな世界を求めるなら、こちらもモデルもお忘れなく。