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【DE ROSA】「SK」の造形美を味わい尽くすならこのカラー。
by: 小西 真人

 

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発表会で初めて見た時から、イチオシはこのカラー。

 

 

艶消しのメタリックブルーとシルバーが微妙な陰影を描き出し

SKならではの複雑な造形美をこれでもかと訴えかけてきます。

 

 

 

 

 

 

 

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〇DE ROSA  SK PININFARINA   ¥348,000-+TAX

 

 

 

真横からシルエットだけを見ればイマドキのフォーマットに則って作られた

平たいエアロロードバイクとして映りますが。

 

ちょっと角度を変えてみると、想像以上にふくよかでボリューム感がある

見どころ満載の造形なのが良く分かります。

 

 

 

 

 

 

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SKを象徴するデザインの一つがこのリアバックの大きなフィン。

 

ちょっとやりすぎなくらいにも思えますが。

 

 

「空力」という機能を視覚化し、さらにそれを個性としてアピールする

という意味では間違いなく成功しています。

 

 

 

 

 

 

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個人的に美しいと感じるところは、この逆反りのフロントフォークの形状。

 

 

さらにダウンチューブからのキャラクターラインがキレイにフォーク先端に

繋がっていくこの一連の流れの見事さといったら。

 

 

 

エアロ効率だけ考えたら、空気の渦を生んでしまいそうなこのような

エッジは付けない方がいいのではと思うのですが。

 

 

「こっちの方がカッコいいから」と言う理由であえて残されたのでは

と勝手に想像しています。

 

 

 

 

 

 

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このフィン部分の大きな面も平らに見えて実はコンケーブ形状となっています。

 

膨らんだトップチューブ集合部から、くぼんだフィン部分への流れの美しさは

このフレーム屈指の名場面と言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

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マットなメタリックブルーが生み出すこのしっとりとした見事なハイライト。

単なる艶ありでも艶消しでも、こうは上手くはいかないでしょう。

 

 

これはデローザのセレクトなのかそれともピニンファリーナの意見なのか。

 

 

 

 

 

 

こんな優美なデザインなのに乗ったら「ゴリゴリの武闘派」と言うんですから。

 

 

クリスチアーノ・デローザ(↓)社長、絶対わかっててやってます。

 

 

 

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正直言って、画像からではこの微妙な立体感の極一部しか伝わらない

そんな気がしますので

 

 

ぜひ店頭の実物でご確認ください。