【GT】オフロードの雄、GTが作るグラベルロードGRADE AL ELITEが入荷！！！
by: 坂口尚史

グラベルロードなどオフロードツアラーの本場と言いますか、とても盛んな地域ってアメリカなイメージがあります。100kmひたすらダートな道があったりとさすが大国ならではのスケール感ですが、そんなオフロード大国アメリカで、オフロードに強いメーカーと言えばGTでしょう。

GT 2021 GRADE AL ELITE

カラー：バーガンディ　510サイズ(170cm〜185cm程度)

￥１２９，８００₋

1 オフロードにもしっかり対応した設計思想
- 1.1 ツアラーにもってこいな積載能力
- 1.2 快適性について考え抜かれたフレームデザイン＆パーツアッセンブル
2 エントリーグレードの価格帯でも可能性は無限大！！！
- 2.1 コンポにSHIMANO CLARISを採用し低コスト化
- 2.2 TEKTOROの機械式ディスクブレーキを採用
3 もし自分が購入するのであればこうしたい！

オフロードにもしっかり対応した設計思想

ツアラーにもってこいな積載能力

通常のロードバイクと同じくダウンチューブとシートチューブにボトルケージダボがあります。
ダウンチューブのダボ穴は三カ所あり、もし大きめのフレームバッグをお使い頂くのであれば下2カ所のダボ穴を使用してボトルケージの位置を下げてフレームバッグを取り付けやすくすることも可能です。

フロントフォーク

トップチューブ

シートステー

これでもかと言うほどにダボ穴があり、積載能力はかなり高いフレームとなっています。

ダウンチューブ裏にシフトやリアブレーキワイヤーをまとめていますので一見グラベルロードによくあるBB裏付近のボトルケージ台座はなさそうですが、ワイヤー固定ボルトとピッチ的に可能かと思われます。(使用しているボルトもそこそこ長めのものが採用されています)
積載能力とは関係ありませんが、ワイヤーを外だしにすることでメンテナンス性もかなり良くなりますが、シフトとブレーキ両方にフルアウター方式になるので泥はねなど汚れからもワイヤーを守ってくれるメリットがあります。

快適性について考え抜かれたフレームデザイン＆パーツアッセンブル

GTと言えばここのデザインでしょう。
同社クロスバイクにも採用されているTRIPLE TRIANGLE DESIGNですが、シートステーとシートチューブが接合されておらず、大きなしなりを生み出すことによって快適な乗り心地に寄与します。
左右のシートステーにはブリッジが掛かりフェンダー取り付けダボを設けていますが、踏み込んだ際の反応性にも貢献します。

タイヤはWTBのRIDDLERで700×37Cを採用。
WTBと言えばオフロード系バイクに多く標準されているだけあり、強いメーカーですね。

ホイールもWTBの物を採用しており、チューブレスレディに対応しています。

ワイドタイヤ×チューブレスで乗り心地はかなり良くなると同時にリムうちパンクのリスクも無く、もしスローパンクしてしまったとしてもタイヤに充填しているシーラントがある程度の穴を塞いでくれます。

エントリーグレードの価格帯でも可能性は無限大！！！

コンポにSHIMANO CLARISを採用し低コスト化

変速周りはSHIMANO CLARISで固めており、コストを抑えつつも実用的なアッセンブルとなっています。

クランクはFSAの物が採用されており歯数は48/32Tと設定されていますが、CLARISのクランクは50/34Tのみの歯数構成なので、荷物を積載しつつも高い走破性を求めるのであればこの歯数を持つFSAのクランクで良いかと思われます。

スプロケットは11～34Tとワイドレシオ。オンロードやオフロード入り混じったルートを走るツアラーには使い勝手の良い構成です。

TEKTOROの機械式ディスクブレーキを採用

ブレーキはTEKTROの機械式ディスクブレーキを採用。
引きの軽さは油圧式に劣りますが、悪天候でもしっかりとしたストッピングパワーを発揮します。
メンテナンス性でいうと油圧システムよりも機械式に軍配が上がる部分が多いです。

もし自分が購入するのであればこうしたい！

チューブレス化

仮に私が購入してカスタムを施すのであれば、チューブレスは必須。
メインのエアロロードには700×28Cのチューブレスを履いて運用しており、乗り心地と転がりはかなり良いです。

ドロッパーシートポストの採用

フレームが外付けのドロッパーシートポストに対応していますので、下り系のMTBでは多く採用されているドロッパーシートポストを採用してみたいなと思います！

SHIMANO GRXにコンポを換装

コストダウンを図るのにSHIMANO CLARISが採用されていますが、フレームのポテンシャルがかなり高いのでGRXなどを採用しても凄く良いのではないかと思います。GRXは油圧ブレーキのみのラインナップなので、これを機に油圧ディスクブレーキにしても良いですね！普段R9100系のリムブレーキとR8000系の油圧ブレーキをそれぞれ使っていますが、油圧は圧倒的に効きます。ロングには外せなくなってしまったポイントです。

店頭在庫は1台のみ！

お手頃価格のグラベルが欲しいけど、しっかり本格派な1台が欲しい方は是非ご検討ください！

皆様のご来店お待ちしています。