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2022/02/25 19:13
こんにちは、周期的に物欲が大爆発を起こす坂口です。
最近あまりに寒いので、もうまったく走っていません。。。
走っていない分溜まりに溜まったナニかを別のものに…
という訳で(?)物欲大爆発の結果、ついついホイール買っちゃいました\(^o^)/
【MAVIC】COSMIC SLR 65 DISC
※メーカー様サイトより画像引用
¥286,000- (前後ペア)
フロント:705g
リア:835g
ペア:1540g
リムハイト65mmの大迫力ディープリムホイールで1540gってかなり軽いのではないでしょうか。
個人的に少し前までのMAVICホイールは走りの重さは感じないけど、物理的な重さには少し弱いと思っていました。しかしリムデザインや素材が変わったことにより30g軽量化されて軽量ホイールと言っても良いくらい進化しています。
タイヤとローターを付けると尚格好良し!(^^)!
※Bianchiストア スタッフ大石のCOSMIC PRO CARBON UST
前作のCOSMIC PRO CARBON USTの場合はクロスカーボンの見た目が特徴的でした。
これまでの所謂「コスカボ」もクロスカーボンの見た目でしたが、COSMICとリムギリギリまで描かれており、ロードバイクに乗り始めた当初は凄く憧れたことが懐かしいです…!
新しくなったCOSMIC SLRのリムはクロスカーボンからUDカーボンへと素材が変更され、見た目がガラッと変わりました。はじめは少し見た目が大人しくなり、以前のようなビジュアル的な魅力は薄いかなと思っていましたが、いざ実物を見るとこれはこれでかなり格好良い。
SLRのロゴも写真に撮るときは光の当て方など気にしてあげた方が良いですが、ブラックオンブラックのロゴもシックで格好良い。昔のコスカボの様な派手なホイールも格好良いですが、今はどちらかと言うと今回のSLRの様な「いぶし銀」のようなデザインの方が好きです。(ワタクシ的当社比)
リムには通常、ニップルとスポークを通す為のスポークホールが空いていますが、新しくなったSLRはリムとニップルの両方にスレッドを設けてホイールを組んでいます。
COSMIC PRO CARBON USTのニップルは一般的な仕様。
リムベッドにスポークを通すためのスポークホールがあり、タイヤを装着するためにはリムテープが必要です。
SLRの場合はリム側に直接スレッドが設けられていますので、ニップル側にもリムと嵌合する為のスレッドが刻まれています。
リム側にスポークホールを通す必要がなくなったことで強度も増し、リムテープが不要になったことで軽量化にも繋がります。
2020年モデルのMAVICホイールには純正で付いてきたYKSIONタイヤですが、2021年モデルより付属しなくなりました。その分タイヤの自由度が上がったり価格改定でお求めやすくもなりましたが、どうせならメーカー基準で考えられているYKSION PRO USTをアッセンブル。もともとチューブレスタイヤをそれなりに使ってきましたが、ビードの上げやすさ(空気の入れやすさ)も良く、一発で空気が入ります。流石。
空気圧に関してですが、毎度おなじみMY MAVICアプリにて自分のライドスタイルや車重、体重などを入力し算出。
別メーカーのチューブレスタイヤを使用していた際にもこちらのアプリを使用して空気圧を算出していましたが、思っている以上に低圧を推奨されます。たとえば以前はIRCのFORMURA PRO RBCCを愛用していましたが、推奨された空気圧はタイヤ指定空気圧の下限を下回っており、少し悩んだ事があります。
そう言ったことから、MAVICホイールでチューブレスにされる場合はYKSIONタイヤをやはりオススメしたいです。(2022/02/25現在、店頭及びメーカー在庫無し)
個人的にMAVICホイールを所有するのは二度目なのですが、まったくもって違う印象を受けました。
以前R-SYS SLR(生産終了モデル)を使用しており、前後ペアで1295gとアルミクリンチャーホイールとしては最軽量と言われるホイールでした。
フロントホイールのスポークとリアホイールの反ドライブ側にカーボンスポークを採用したり、MAVICお得意だったエグザリット加工が施されたリムなど往年の名ホイールでしたが、どちらかと言うとヒルクライム向け。
35km/hあたりから自然とブレーキがかかるような感じがあり、所有していた当時は「正直平坦巡航が苦手でヒルクライムに全振り」した印象を持っていました。しかし軽いが故に加速と漕ぎだしは早くて良いホイールだったなと思います。
メンテナンススタンド上でホイールを回すと、極太のカーボンスポークが風を切るヒュオオオオという音が懐かしい。。。
そこからDISCロードに乗り換えて、当店のスタッフから様々なホイールを借りて試したりしてみたのですが、一番印象に残ったホイールは私が学生時代から憧れていたCOSMICシリーズ。
当時はエグザリット特有のブレーキ音であったり、粗目なクロスカーボンのリムにざらついた印象のあるCOSMICロゴの、いわゆる「コスカボ」に凄く憧れましたね~!
ホイールを購入する決め手となったのは、当店ツダから前作であるCOSMIC PRO CARBON SL 45 DISCを借りて使用した際に走りの軽さと程よい剛性感で好みであった事からです。
どうせなら良いホイールをとのことでSLグレードではなく奮発してSLRグレードを選んだのですが、どうせなら見た目の迫力がある65mmハイトのディープリムで平坦巡航してみたいことと、私が入社当時から考えておりました「いつかトライアスロンをしてみたい」との考えで今回のCOSMIC SLR 65を選んでみました。
それでは次回、インプレ編でお会いしましょう!