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2022/04/22 16:04
こんにちは、福岡天神店ゆるポタ担当の坂口です。
突然ですが、皆様はチューブレスタイヤでの運用についていかがお考えでしょうか。
とりあえずパッと思い浮かんだメリットデメリットを纏めてみましょう。
【メリット】
・低圧化が可能で乗り心地の向上
・低い転がり抵抗の為、走行性能も高い
・タイヤ内にチューブがないため、チューブのリム打ちパンクが発生しない
・タイヤに穴があいてしまった場合でも、タイヤ内のシーラントが知らずのうちに塞いでくれる
・近年のチューブレストレンドにより、様々なメーカーよりラインナップされている
・万が一パンクした場合はスローパンクになる事が殆どなので、安全に停車できる
【デメリット】
・クリンチャータイヤと比較して高価
・タイヤを嵌めるのが難しい
・サイドカットなどの大きい穴は防げない
もしかしたら他にもあるかもしれませんが、とりあえずこのような感じでしょう。
最近世界的にもチューブレスタイヤがはやっていますが(先日のパリ~ルーベでも実戦使用されていましたね!)、今回はパンクしたお話になります。
ワタクシによるチューブレスタイヤのパンク体験はコチラ⇩
【スタッフやらかしブログ】シーラントのカクニン超大事!!!パンクした\(^o^)/
先日Bianchi STORE の大石と朝から軽くヒルクライムに行き、その帰りに事件が起こりました。
シートチューブやらピラーやらがシーラント塗れになってる!!!
勢いよくシーラントが吹きだしており、穴が塞がる気配は見えません。
ピンホールレベルであれば漏れ出たシーラントが乾いて穴を塞いでくれますが、今回は穴の大きさが直径8mmほどありました。
ある程度まで空気が抜けて低圧になり、ようやく勢いも収まりました。
この段階でシーラントも少し乾き始めて空気の漏れ出る様子も大分落ち着きましたので、穴を下にしてしばらく放置。もしかしたら穴が塞がったかもと期待し、もう一度いれてみましょう!
まるで某キャラクターが果物の汁をブシャーするかの如くシーラントが吹きまみれました。なんとなくこうなる事わかってた。
結局大石の家前でパンクしたこともあり、すぐ予備タイヤに交換することで事なきを得ましたが、これが家から遠かった場合どうしたら良いでしょう。
・チューブを入れてクリンチャー化する
これが恐らく最も一般的なリカバリー方式でしょう。以前私がパンクした際もこのやり方でリカバリーしました。
・タイヤ用のパッチを貼る
イメージとしてはサイドカットであったり比較的大きい穴の場合に使います。穴が大きい場合にチューブを入れて空気を充填すると、穴からチューブが飛び出てきて破裂します。チューブレスレディなどシーラントを入れている場合は、必ずシーラントをふき取る作業が必要になります。(パッチの粘着部分がシーラントによって粘着力が一気に落ちます)
・IRCのFAST RESPAWN等を使用し、シーラントを注入する
この場合はチューブレスレディタイヤではなく仕様上シーラントを必要としないチューブレスタイヤや、チューブレスレディタイヤでもシーラントが揮発気味だった場合、ピンホールなどのパンクに有効です。
昨今チューブレス化が進んでいますが、出来る対策はしっかり施しましょう!!!
タイヤの摩耗が進むとチューブレスとしての機能も低下します。いまお乗りの愛車の状態を是非チェックされてみてください!
皆様のご来店お待ちしています!