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【輪行】初めてDISCブレーキ仕様のバイクで輪行される方むけのエンド金具の選び方!
by: 坂口 尚史

 

福岡天神店の坂口です。

 

お盆期間中によく輪行袋が売れたのですが、連休でどこか輪行で遠出をして走ってまた輪行で帰ってくるって楽しいですよね~!先日店頭にて「ブログで紹介されていた輪行袋を購入しました!」とのお声を頂いた際、結構嬉しくもありこれからも良いものをご紹介します!

前回のブログ⇩

【OSTRICH】この夏、輪行して出かけよう!ハンドルを90度に切れないバイクにもオススメな輪行袋です!

 

輪行袋をご案内させて頂きましたお客様のお持ちのバイクを聞いてみると、ディスクブレーキ仕様のバイクとリムブレーキ仕様の割合が2:1位でした。そしてディスクブレーキ仕様のお客様は輪行はしたことあるけどディスクモデルでは初めてという方や、そもそも輪行自体が初めてという方も。
しかしながら少し気になったことがあり、ディスクブレーキモデルのバイクには乗っているけど、エンドの規格がクイックリリースなのかスルーアクスルなのか分からないといったお声もありました。特に初めてスポーツバイクに乗り始めた方に多いかと思われますが、じつはここ、結構大事なポイントです。これによって使うエンド金具の種類も変わってきます。

 

リアエンドがスルーアクスルの場合

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PINARELLO ANGLIRU DISK Tiagra(2022)

 

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昨今のカーボン、アルミフレームのディスクロードやMTBに多い規格です。

スルーアクスルで固定されている場合は上記の様な12mmシャフトでホイールとフレームを固定しています。スルーアクスル仕様のバイクのエンド幅は142mmのものが標準化されています。なので12mm×142mm対応のエンド金具が必要になります。

 

 

リアエンドがクイックリリースの場合

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Panasonic FCXCD02(スタッフ福岡所有車)

 

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ディスクブレーキが出始めたころのロードバイクや多くのクロスバイク、エントリーモデルのMTB、クラシカルスタイルのクロモリフレームなどに多い印象がある規格です。
ここで注意したいのが、クイックリリースでもリムブレーキモデルのロードバイクとはエンド幅が異なる事が多いという点。リムブレーキモデルのエンド幅は殆どが130mm(ビンテージ系のバイクは126mm~114mmなど混在しています)が、クイックリリースのディスクブレーキモデルのエンド幅は135mmの物が多いです。

OSTRICHなどのリムブレーキモデル用のエンド金具は130mmと135mmどちらも対応している場合があります。

 

 

オススメのエンド金具について

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TIOGA Rear End Holder Ⅱ

¥4,730-

 

昨今のスルーアクスルやクイックリリースどちらにも対応しているエンド金具です。たとえばリムブレーキモデルやディスクブレーキモデル両方お持ちの方でもこれ1つで解決しますね!

 

 

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TIOGA Rear End Holder

¥1,980-

 

もしクイックリリース式のディスクブレーキモデルやリムブレーキモデルのバイクをお持ちでしたら、こちらの商品がオススメです。パーツ数も少なくて軽いので、実際の輪行時にもかさばりにくくて便利です。

 

 

そのほか輪行に関してなにかお悩み事などありましたら是非当店までご相談ください!

皆様のご来店お待ちしています!