日本最大級のスポーツサイクル専門店!九州1号店!
2022/09/16 16:33
いつもワイズロード福岡天神店のブログをご覧いただきありがとうございます。
スタッフの古閑森です。
本日は、9/16発売になりました新型サイクルコンピューターのご紹介です。
目次
【 CATEYE AirGPS 】
本体のみ:¥9,900
ケイデンスセンサー付き:¥13,200
サイクルコンピューター(以下サイコン)の大御所CATEYEから新発売になったGPS搭載モデルです。
カーナビ等の影響か、GPS搭載と聞くと「ナビ?」と思われがちですが、
サイコンにおけるGPSの位置づけとしては【スピードセンサーが不要】という意味です。
※もちろんナビ搭載のサイコンにはGPSが必要不可欠です。
通常のサイコンはスピードセンサーでスピードを計測するのですが
高精度なGPSを搭載することにより[距離÷時間=速度]での速度計算を
可能にしております。
一言でいえば“軽量化”と“運用性の向上”の2点です。
スピードセンサーという機械をホイールに装着しないのでセンサー分だけ軽量化できます。
また、自転車を複数台使い分けている方にとっては、センサーの移動の手間がはぶけたり
レースや輪行時に「あっセンサー忘れた…」という悲劇を回避できます。
必要最低限の画面表示にすることによりお手頃な価格を実現しているモデルです。
ケイデンスセンサーや心拍センサーの表示には対応しておりますので
初めての方~中級者にお勧めです。
「初めてのサイコン」という方には特にお勧めしたいモデルですね!
オーストリッチ特製のCATEYEオリジナルサコッシュをプレゼントいたします。
※先着順で景品が無くなり次第終了いたします。
実は私、こちらの商品を実際に使用してみました!
ただ使用しても良く分からないので、私が愛用しておりますGARMIN Edge830と比較してインプレしたいと思います。
ガーミン830はいわゆる“普通サイズ”です。
特段大きいわけでも、コンパクトなわけでもありません。
「それじゃ分からんやないかい!」との声が聞こえてきそうなので…
サイズ的にはEdge 130 と同じくらいです。
画面の大きさはほとんど一緒でした。
ガーミン:80g
Air GPS:38g
かっ軽い…
大きさは倍もないのに重さは半分以下でした!
スピードセンサーが無い事も考えると、トータルでかなりの軽量化が期待できますね!
GPSのサイコンで最も気になるので計測速度のタイムラグです。
今回は、私のガーミンもセンサーなしの状態でGPS計測を利用して
どのくらいタイムラグがあるのかを検証しました。
まずは巡航速度を30キロほど出してから軽くブレーキをかけて減速してみました。
減速開始直後
Air GPS はセンサー付きか?と疑いたくなるほど即座に速度が変わります。
惰性で1.5~2秒ほど経過して
ガーミンの表示変化を見たくて惰性で走ること1.5~2秒ほど経過してようやく速度表示に変化が
そこからブレーキをかけると…
やはりブレーキ開始直後からAir GPS は速度が変化します。
この反応速度は“もはやセンサー付き”と言っても過言ではありません!
停車直後から速度表示が0になるまでのタイムラグ検証です。
停車直後
シューズが写っておりますので、停車している状況なのはお分りいただけると思います。
停車から1.5~2秒ほど経過して
Air GPS はすぐに0キロ表示になりました。
ガーミンは減速して4.6キロ
更に1.5~2秒ほど経過して
ガーミンは段階的に速度が低下していくので、いきなり0キロにはなりません
停車してからトータル4~5秒経過して
ようやくガーミンも0になりました。
CATEYEのGPS精度の高さには驚きました!!!
スピードセンサー付きのサイコンとほぼ同等(タイムラグはあっても最大1秒程度)の感覚です。
これならスピードセンサー無しでも十分使用可能な領域でした。
今回のCATEYEのGPS精度の高さは確かに凄いのですが
「GARMINはGPS計測が低機能」とは思わないでください。
そもそもスピードセンサー在りきでの正確な計測がGARMINの基本姿勢であり
GPS計測は[走行中にセンサーの電池が切れてもログを失わない為の保険]という位置づけです。
また、実際のサイコン表示ではラグが大きいのは事実ですが、
ログをGARMIN CONNECTにアップロードすれば
データ補正が行われてラグは存在しなくなります。