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【まだ見ぬ景色への誘い】BIANCHI×カーボングラベルバイクが見せてくれる世界
by: 山下雄三

皆様こんにちは。福岡天神店の山下です。

グラベルロードバイク…もう皆様ご存じでしょう。しっかりと認知されたバイクのカテゴリー、舗装路面から登山道レベルの未舗装路辺りまでを走破出来るバイクですね。
余談ですが、登山道などのオフロード区域の中には「自転車乗り入れ禁止」の場所も多々あります。
マナーやルールを正しく守って自分も周囲も安心安全にサイクリングを楽しみましょう。

で、本日は店頭展示車の中から1台ご紹介したいと思います。

BIANCHI ARCADEX(アルカデックス) GRX810Di2

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店頭在庫サイズ S(165cm~175cm前後)、価格¥770,000(税込)

BIANCHIが送り出すカーボンフレームのグラベルロードバイクです。
カーボン素材の特性を最大限に利用したフレーム形状、それにより造形美と振動吸収性、グラベル走行に適したバランス等を実現。

「カーボンフレームのグラベルバイクって結局どうなのよ」というお話。
以前カーボングラベルバイクに乗っていた私が結論から申し上げると…とても良いです。実際使ってみると、「カーボンだから強度大丈夫か」といったひ弱な感じや恐怖感はほぼ感じずに走行することができます。
さらに、グラベルバイクが持っている重心バランスの良さや安定感と相まって、抜群に楽しい。

当然カーボングラベルバイクを使用する上での注意点はあります。
ですが、それはどのカーボンバイクも同じです。また、どのフレーム素材であってもグラベルバイクにおける注意点も同じです。
神経質になる必要は全く無いのです。

スペックを見てみよう

使用コンポーネントは、シマノ GRX810Di2。
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舗装路でもグラベルでも安定した変速を、また未舗装路での変速トラブルを出来る限り少なくするグラベルバイク用シマノコンポーネントがGRXです。
装備されている物は、その中でも最高峰モデル。電動変速のDi2です。
未舗装路を走行する際に路面の荒れ方に気を付けながら走行しつつ変速させる、と考えた時に、電動変速であることのメリットは計り知れない。

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 クランクの初期装備は40Tシングル。ナローワイドでチェーントラブルも極少。フロント40T×リアトップ11Tだと、ギヤ比は3.63。これは一般的なロードバイクでいう50T×14Tと同じくらいの重さ。使いやすいですね。
またロー側はフロント40T×リア42Tなのでギヤ比0.95。ロードバイクではフロント34T×リア36Tに相当。うん、結構な登りでも行けそうな気がしますね。

そしてフレームはライダーの嗜好に合わせてフロントギヤを装着できるように交換可能な台座も設定。
ギヤ歯数など要相談ですが、この装備はありがたい。より舗装路の走行に主眼を置きたい方には、フロントダブルへの換装もおすすめです。

未知の景色へあなたを導いてくれるバイク

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純然たるロードバイクよりもスピードが出ないという感想もあるでしょう。マウンテンバイクのようなオフロード走行までは出来ないという感想もあるでしょう。
グラベルロードの魅力はそんなところにはないのです。

ロードバイクでもマウンテンバイクでも見ることの出来ない景色を、グラベルロードバイクは見せてくれるのです。
いつも私たちが楽しんでいるスポーツバイクの世界。だけどその世界は、じつはまだ見たことのない場所があり、そしてそれは果てしなく広い。

『縄を解き、船を出し、帆で風を捕らえよ。探検し、夢を見て、発見するのだ』(マーク・トウェイン)

さぁ、ご一緒に新しいスポーツバイクの世界に足を踏み入れてみませんか?