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2023/01/22 17:28
先日の発表から各種SNSで話題になっていたブリヂストン アンカーのRP8
2021年に発表されたRP9のセカンドグレードとしてどんな走りをするのか気になっている方、たくさんいらっしゃると思いますので私が感じたことを紹介して行きます。
目次
レーシングブラック
レーシングホワイト
※ 実際の仕様とは異なります
フレーム形状はフラッグシップモデルであるRP9と同じ。
使用されるカーボンがRP9はTORAY T1100ですが、RP8はT800とT700を適材適所で使い分け剛性バランスを見直し。
重量もRP9が1360g、RP8が1450gとその差はわずか90gとなっています。
今回試乗したRP8は完成車と同じく12sの105Di2になっていますが、フレームは機械式にも対応。
上記に写真ではブレーキホースが通る2本分のスペースしかありませんが、機械式用のヘッドパーツが付属します。
「フレームセットを購入し、今乗っているロードから乗せ替え」も可能です。
ちなみにRP9は電動コンポ専用設計です。
・身長177㎝、体重56㎏ パワーのあるスプリントは不得意(最大で800w程度)で、一定パワーで走るタイプ
・前情報で出ていた「重量、フレーム素材の違い、ジオメトリー」は何も入れずに試乗した
・この直前にRP9も乗った
と言うことを念頭に書いていきます。
体重も軽く、パワーもあまりない私には正直剛性の違いはあまり感じませんでした。
ロングライドになると、今回の短いコースで感じることの出来なかった「硬さ」の違いがより鮮明になってくると思います。
踏んだ時の加速、フレームのたわみ等、スプリンターのようなパワーがある方は違った感じ方をすると思いますが
レースの参加予定も無く、なるべく予算を抑えたい、でもしっかり走れるロードが欲しい方には最適な1台と感じました。
試乗したRP8は12sの105Di2に105のカーボンホイール、RP9は11sのDura-AceDi2にDTSWISS ARC1100
コンポやホイールが異なるこの2台で比べるのは酷ですが、重量に関しては、やはりはっきりと差が出てました。
ただ一番最初に書きましたが、フレーム重量の差は90g。
今回私が感じた重量の差の殆どは、コンポ、ホイールの差に過ぎません。
コンポやホイールをアップグレードすればRP9に迫る性能は確実に持っています。
そこまですると、どうしても価格が上がってしまうので現実的なのは、ホイール周りが第一優先で、余裕があればハンドル,ステムのアップグレードがオススメです!
ここまでRP8
ここまでRP9
これも最初に書きましたがフレーム形状は同じです。
踏み込んでからの加速、伸び、速度の落ちにくさはRP9譲り。さすがと言った印象です。
こちらもパーツ構成でハンドル周りの空力性は多少落ちますが、あくまで「高速域」での話なので(重量面は別ですが)そこは気にならないかと思います。
全体的に見ての個人的な感想は「最初から高性能な1台が欲しい方」「2台目としてレースまで使える1台が欲しい方」にオススメです。
自転車メーカーが全体的に値上げしている中、105Di2の完成車を55万円で買えるのはなかなか無いですし、今お使いのコンポを移植しやすいのもメリットです。
受注開始時期は未定です。気になった方、是非ご検討下さい!
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