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【SHIMANOアップグレード】どこから換えたらいいだろう?SHIMANO 105(11速)、変速編
by: 山下雄三

≪105 これを換えたら いい感じ≫

まいど、福岡天神店の山下です。

下手な5・7・5から始まった今回のブログ、シリーズ化できたらいいな…

さて、

よく頂くご相談の中にこういうのがあります。
「自分のバイク、どこからアップグレードしたらいいだろう?」

今回は『あなたのバイクがSHIMANO 105(11速)装備だった場合』を想定してご提案したいと思います。

まずはおさらい ≪コンポーネントについて≫

自転車のコンポーネントセット、これは一般的に8種類のパーツを指します。
8点セットなんて呼ぶ方もいらっしゃいますね。

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(8点セットって言ってるのにひとつ足りてません、さてどれでしょう)

8点とはすなわち、ブレーキ・シフトレバー、クランク、フロントディレーラー(FD)、リアディレーラー(RD)、ブレーキキャリパー、チェーン、ボトムブラケット(BB)、スプロケット、以上を指します。
自転車の動力伝達、制動、変速を担う基幹部分ですね。

各パーツが独立しながらも密接に繋がり、自転車の性能を引き出す。
ある種芸術です。

では、どこから手を付けていこうか

変速性能を向上させるために、と考えた時に…そりゃ全部アップグレードできたら幸せですよね。
フルアルテグラコンポ換装、フルデュラエースコンポ換装…良くなるに決まってる。

でもそんな答えじゃ面白くない。

そこでご提案するのがここ。

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(あなたがパーツを見ている時、テックスタッフっぽい何かもパーツの後ろからあなたを見ているのだ)
実際にこんな感じでお客様を見つめるわけないのでご安心を。

前述の8点セットの内、一番に換えたいなとご相談頂くのがFDとRDなんですよね。
実はそこじゃないんですよねぇ。

自転車の外装変速は、スプロケットに乗っているチェーンを今ある歯から脱線させて違う歯に乗せる、そういう動きをしています。
FDとRDは「脱線させる側」のパーツなのです。

変速スピードとは、当然「脱線させる側」のパワーと精度も求められますが、実は「脱線させられる側」の剛性と精度の方が更に求められるのです。

そう、ここでいう「脱線させられる側」のパーツとは、チェーンとスプロケットを指すのです。

あなたがSHIMANO 105フルコンポのロードバイクに乗っている場合、まずはチェーンとスプロケットをアップグレードすると、変速性能が向上した!とお感じ頂けること間違いなし。

工賃や納期は、どこのパーツをどう換えるかで変動しますので、まずはお気軽にご相談頂ければと思います。

いつでもお待ちしております。