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2023/02/05 13:29
いつもワイズロード福岡天神店のブログをご覧いただきありがとうございます。
スタッフの古閑森です。
目次
新型VOLTのNEOシリーズはいよいよ入荷してきました。
AMPPシリーズの発表により一時期は姿を消していたVOLTシリーズ
旧VOLTシリーズでもその実力を発揮していたバッテリーカートリッジ式が
更に進化して帰ってきましたので、AMPPシリーズと比較しながら
【どっちが買いなのか?】を検証したいと思います。
【CAT EYE VOLT800NEO ¥18,700】
近年、値上げが続く自転車業界ですが、価格は旧VOLT800からの“据え置き”です。
これはメーカーさんの努力の賜物ですね!ユーザーにはありがたいお話しです♪
上:新VOLT800NEO 下:旧VOLT800
同じ800ルーメンですが、配光等の進化により、旧モデルと比較してややしっかりボディになった新型VOLT800NEO。
別売りのバッテリーカートリッジを購入すれば、入れ替えるだけで再使用が可能なので、ブルべ等の長時間にも対応します。
私個人的には、一番時代の進化を感じるポイントですね。
どんどん産まれる新規格に取り残されそうです(笑)
さて、ここからは本題です。
【VOLT800NEO 174g】
【VOLT400NEO 145g】
【GVOLT100 176g】
※こちらは新型モデルではありませんが参考比較として準備しました。
【AMPP800 137g】
【AMPP300 104g】
VOLT800NEO |
174g |
¥18,700- |
VOLT400NEO |
145g |
¥9,900- |
GVOLT100 |
176g |
¥11,000- |
AMPP800 |
137g |
¥8,470- |
AMPP300 |
104g |
¥4,180- |
GVOLT100は見るからに大きく重量も最大でした。
気になる新型VOLTシリーズとAMPPシリーズですが、やはりバッテリーカートリッジ式のVOLTが重量面では不利な結果でした。
重量にシリアスなライダーはAMPPシリーズに軍配が上がりそうですね。
価格的にはVOLT800とAMPP800は約1万円の差があります。
機種名 |
ハイ |
ミドル |
ロー |
デイタイムハイパーコンスタント |
点滅 |
VOLT800NEO |
約3時間(800ルーメン) |
約5時間(400ルーメン) |
約12時間(200ルーメン) |
約7.5時間(800/200ルーメン) |
約100時間(200ルーメン) |
VOLT400NEO |
約3時間(400ルーメン) |
約8時間(100ルーメン) |
約12時間(50ルーメン) |
約11時間(400/50ルーメン) |
約60時間(50ルーメン) |
GVOLT100 |
約1.5時間(320ルーメン) |
約3時間(170ルーメン) |
約15時間(40ルーメン) |
設定無し |
設定なし |
AMPP800 |
約1.5時間(800ルーメン) |
約2時間(400ルーメン) |
約4時間(200ルーメン) |
約5時間(800/200ルーメン) |
約30時間(200ルーメン) |
AMPP300 |
約3時間(300ルーメン) |
設定無し |
約8時間(100ルーメン) |
約10時間(300/70ルーメン) |
約100時間(60ルーメン) |
全く同じルーメン数のVORT800NEOとAMPP800で比較してもVOLTはAMPPの倍の時間稼働します。
手軽なUSB充電とは言え、充電回数は少ない方が便利です。
例えば、通勤等で毎日使用する方
片道30分で一日往復1時間。週5日勤務とすれば一週間で5時間の稼働時間です。
“VOLT800NEOなら、ミドルで約5時間(400ルーメン)稼働なので、充電回数は週一回のペースでOK!!”
そんな選び方をしても良いと思います。
もしくは、ルーメン数を気にせず
単純な最大稼働時間100時間でVOLT800NEOかAMPP300を選ぶのも良いですね。
装重量174g
本体75g
バッテリー99g
【VOLT400NEO】
装重量145g
本体72g
バッテリー73g
機種名 |
装重量 |
本体重量 |
バッテリー重量 |
VOLT800NEO |
174g |
75g |
99g |
VOLT400NEO |
145g |
72g |
73g |
総重量を見て「だいぶ違うなぁ」と思っていたのですが、この結果を見ると本体重量には、ほとんど差が無く、純正の付属バッテリーカートリッジの差だと分かります。
【 付属バッテリーと相互表 】
この相互表を見ると、新型VOLT400NEOは旧VOLT400のバッテリーを流用しているのが分かります。
軽さとコストダウンの両立を新型VOLT400NEOで行っているんですね!
そう考えると、新型VOLT400NEOに800NEOに同梱されている新型バッテリーBA-4.8にすると、重量は増しますが、稼働時間は倍近くまで伸びそうですね!
ここまでは、重量や価格・稼働時間で比較してきました。
ここからは、光り方(配光)で比較していきましょう!
左:AMPP800 右:新型VOLT800NEO
同じ800ルーメンの同一メーカーの商品ですが、配光は全く異なります。
AMPPはキャットアイらしい“オレンジ”が少し入ったような独特の明かりですが
VOLTはハッキリと“白”の明かりです
気になる配光ですが、ご覧の通り
AMPPは“丸型”の配光で、明確に中心が800ルーメンで外に行くにつれて弱くなっていきます。
VOLTは“横型”の配光で、上下はカットされたデザインです。これはクロスバイク等一般車で使用する場合の「上付け」とロード等スポーツ車で使用する「下付け」の両方に対応する配光です。
[上付けの例]
[下付けの例]
この新型VOLTに見られる上下配光カットはGVOLT70(下付け専用設計で上配光カット。)から搭載されたシステム(このブログで紹介しているGVOLT100はGVOLT70の進化系で本体を上下入れ替える事で上付けでも下付けでも配光カットが可能な商品です。)で対向する車に対しての“眩しさ軽減”を目的としています。
左:AMPP300 右:新型VOLT400NEO
こちらは同一メーカーでルーメン数はちょっと違いますがライバル機種として比較しております。
光の色味や配光は800と同様です。
両方共800と比較すると、中心部は十分明るいのですが、周囲の明るさは一気に落ちます。
“ある程度街灯がある道路”でしたら十分な光量ですが、“街灯があまり無い閑静な住宅街”や“街灯がほぼ無い海岸線等”でのご使用はちょっと厳しいと思われます。
左:GBOLT100 右:新型VOLT800NEO
ちょっと異色な組み合わせですが“配光カット”の先輩後輩という事で比較です。
ルーメン数はVOLTが800に対してGVOLTは320です。
倍以上の差がある割にはGVOLTは明るく感じますが、何と言うか…GVOLTは“良い意味で潔い”ですね(笑)「俺はここを照らすんだ!」という強い意思を感じます!!
夜間の走行で路面の状況を明確に把握したい場合には有効ですよ!
バッテリー稼働時間が長く、いざとなれば予備バッテリーにも対応の新型VOLTシリーズがオススメ!
ブルベ等の長時間であれば、基本は新型VOLT800NEOです。
別売りバッテリーで、より長時間稼働も可能な新型VOLT400NEOをサブライトとして採用もありです!
街灯の少ないエリアなら800ルーメンのコスパの良いAMPP800がオススメ!
街乗りなら新型VOLT400NEOかAMPP300がオススメ!
別売りバッテリーで、より長時間稼働も可能な新型VOLT400NEOも充電回数減らせてオススメですが
街乗りなら単純なコスパでAMPP300が最適です!!
ボディが丸型で空気抵抗も少ない新型VOLT800NEOがオススメ!
軽さを重視するならAMPP800が最適です。
いかがでしたでしょうか?
タイプによりオススメは異なりますが新型VOLTも現行のAMPPも
どちらも素晴らしいライトです。
光り方の好みで選ぶのもありではないでしょうか?
ライト選びの参考にしていただけたら幸いです。
※今回ご紹介したライトはオンラインによる通販は不可能な【店舗限定商品】ですので、お買い求めの際はご来店お待ちしております。
旧型VOLTシリーズはワイズロードオンラインでもご購入いただけます。