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2024/01/28 12:19
ロード乗りであれば、MAXXIS(マキシス)と聞いてピンとくる方はもしかしたら少ないかもしれません。
どちらかと言えば車やマウンテン等のグラベルに強いイメージが強く、ロードしか乗らない自分は何となくタイヤ候補から外してしまっていました。
私もロード歴7年目にして初MAXXISです。
MAXXIS High Road
チューブレスレディ仕様 |
カラー | TPI | ビード | 重量 | コンパウンド | 推奨空気圧 | 価格 |
700×25c |
ブラック | 170 | カーボン | 285g | HYPR | 70~110PSI |
¥10,780- |
700×25c |
タンウォール | 170 | カーボン | 325g | HYPR | 70~110PSI | ¥11,660- |
700×28c |
ブラック |
170 |
カーボン |
315g | HYPR | 65~95PSI | ¥10,780- |
700×32c | ブラック | 170 | カーボン | 350g | HYPR |
50~75PSI |
¥10,780- |
クリンチャー仕様 | カラー | TPI | ビード | 重量 | コンパウンド | 推奨/最高空気圧 | 価格 |
700×25c |
ブラック | 170 | ケプラー | 185g | HYPR | 120PSI | ¥9,680- |
700×25c |
タンウォール | 170 | ケプラー | 215g | HYPR | 120PSI | ¥10,560- |
700×28c |
ブラック | 170 | ケプラー | 205g | HYPR | 75~115PSI | ¥9,680- |
700×32c |
ブラック | 170 | ケプラー | 225g | HYPR | 100PSI | ¥9,680- |
このHigh RoadにはハイエンドモデルのHigh Road SLがあります。
ハイエンドに相応しいスペックでチューブレスレディの700×25c使用で重量が265gと、前後で40gも軽量になります。
ではなぜSLにしなかったのか。
単純にレースに出ないからです。
そもそも自分のロードの楽しみ方はある程度の巡行速度で走るものの、レースに参加する事はなくグルメライドな景色を楽しむライドがほとんど。
ヒルクライムでタイムを狙って走る事もありますが、頻度は高くないので敢えてハイエンドではない、グレードを一つ下げたHigh Roadを選びました。
使用されているコンパウンドはHighRoadがHYPR(ハイパー)に対してSLはHYPR-S(ハイパーS)。
HYPRよりも約12%もの転がり抵抗軽減を実現させたコンパウンドです。
レースメインで使用したい方はSL一択ですが、ロングライドやある程度の耐久性が欲しい方は敢えてハイエンドを避けるのもオススメです。
今回私が選んだのは700×28cのチューブレスレディ仕様。
28cを使うのは約2年振りで、その時はクリンチャー仕様でした。
チューブレスレディのタイヤなのにチューブを入れて使用していたので重量も重い。走りも重い。で28cなんて絶対使わない!と思っていたのですが…
昨今のホイールのワイドリム化に伴い、装着するタイヤもワイド化。
以前は「タイヤは細い方が速い」が主流でしたが、近年の研究では「太いタイヤの方が速い」との結果が出ています。
その裏付けとしてワールドツアーでは28cを使用する選手が増えており、コースによっては30cを使用する事も有ります。
チューブレスレディの乗り心地×今、最も速い28cを試してみたく今回のチョイスに至りました。
実走時の空気圧:70PSI(約4.8Bar)
体重:56kg
第一印象「軽い」
自転車における「軽い」という言葉は幾つかの意味があると思います。
重量が軽い。漕ぎ出しが軽い。走りが軽い。
個人的にはどれも似て非なるものと考えているのですが、このHighRoadは全てにおいて「軽く」感じました。
以前使っていたタイヤよりも重量増しているはずなのに、です。
新品に交換したおかげか、とも考えましたが前回使用していたタイヤでは感じなかったのでやはりこのタイヤの性能ですね。
トレッドパターンはサイドのみ。平坦走行時はなるべく転がりを減らし、コーナリング時にグリップ性能が上がるようサイドのみパターンが入っている。
今回は70PSIで試しましたが、チューブレス特有のグリップ感や乗り心地を味わうならもう少し空気圧は低い方が良かった印象。
体重によって空気圧を変えるのは当たりまえですが、このタイヤの場合いつもの空気圧より少し低めがバランス良く走れると感じました。
ケーシングは170TPIと、タイヤのしなやかさは健在。
この柔らかさが路面の凹凸をいなし、乗り心地グリップ力を底上げします。
もちろん対パンクもしっかり入っています。
チューブレスレディ仕様に使われるのはマキシスが独自開発のケブラーコンポジット。
通常のケブラーやベクトランより優れた対パンク性能を持っています。
先日走った際も小石を拾い上げるような粘り気も無く快適に走れ、パンクのリスクも少なく感じました。
やはり自分と同じような、ある程度の速さも欲しいけどレースには出ない、と言った自転車の楽しみ方をされる方にオススメします!
まだ100km程度しか走っていませんが正直、不満点はありません。
耐久性に関してはこれからが楽しみです。
タイヤ選びにお悩みの方、違うブランドを試してみたい方
次はMAXXISのHigh Roadを使いましょう!
High Road チューブレスレディ 700×25c 2本
High Road クリンチャー 700×25c 2本
店頭在庫が無いサイズもメーカーからお取り寄せ可能です。
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