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【インプレ】TREKのレーダーライト、CARBACKを早速使ってみました
by: 遊佐崇史

こんにちはY’s Road福岡天神店のユサです。
本日より情報解禁となったTREKの新作テールライト兼リアビューレーダー、CARBACKを使ってきましたのでご紹介いたします。

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【TREK】CARBACK レーダーライト

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価格:¥25,900(税込)
充電:充電式 USB-C
防水レーティング:IPX7
ANT+ / Bluetooth対応

TREKの製品としては初となるリアビュー機能を搭載したリアライト。同様の製品はGARMINやBRYTONで発売されていますが注目すべきはそのスペックと取り付けのスマートさではないでしょうか。特にTREKに乗られている方は非常に美しく取り付けができます。

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比較としてGARMINのVaria RTL515を置いてみました。全長が短く、横に太いのがCARBACKの特徴です。出代の少ないシートポストやサドルバッグとの干渉を抑えるためにコンパクトなデザインです。横50×縦70×奥行31mmのサイズです。

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重量はバリアよりやや重い86gでした。公式サイトは40gの表記があったので鼻息荒く計測しましたが、恐らく何かの間違いでしょう。寸法も実測とはずいぶん違いましたし。

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バイクに取り付けるとこんな感じです。ラウンド形状のポストであれば同梱のアダプターで取り付けが可能ですが、Bontragerのサドルをお使いの方であればBlendrを利用しての取り付けが可能。最近発売されたBlendrサドルバッグと併用が可能なので(泥除けとは併用不可)バイクスペースの有効活用にも一役買ってくれます。

側面の緑のライトがバッテリー残量です。サイコン本体のライトネットワークと接続も可能なのでサイコンの起動と同時に点灯させるような使い方も可能です。

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リアライトとしての機能はデイフラッシュ90LM、デイステディ25LM、ナイトステディ5LM、ナイトフラッシュ5LMの計4モードがあります。同じくTREKのFlare RTと全く同じ性能を持ち合わせているため明るさはもちろん、日中でも2km先から視認可能です。更に驚くべきことにどのモードを使用したとしても駆動時間は同じ。これはバッテリー消費のほとんどをレーダー機能に割り振っているからです。恐るべしCARBACK。

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レーダーの後方検知距離はGarmin VariaRTL 515の140m、Bryton GARDIA R300Lの190mをしのぐ【240m】!実際にストレートな道路で試してみましたが車やバイクの音が聞こえるより速くサイコン上に表示とアラーム音が鳴るため、公道のスピード域ならアラームがなってから追い抜かされるまで約10秒ほどかかるような感じでした。追い抜かされるとまた違うアラーム音が鳴り待機モードに入るので画面を見ていなくても音で状況の判断が可能です。

例えば時速25kmで走行中、240m地点で車を検知し時速100kmで走行された場合追い越されるまで約11秒。つまり11秒前にアラームが鳴って追い抜かされるまでの予備動作が可能ということです。同条件であれば他社製品よりも約4秒ほど猶予がある計算のようです。

使ってみてファーストインプレッション

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もうね、これなしのライドには戻れません。

アラームが鳴ったら安全に追い越されるだけの準備をしておく、後方確認をする前に画面をチラ見して自分の周りにどれくらいの車両がどの位置にいるか把握する、これだけでライド中の疲労が段違いです。

約1週間ほど使用しましたが誤検知や検知漏れは1,2回程度でした。何もいないのにアラームが鳴ったことがありました。

一番私が助かった場面は幹線道路よりも峠の下りとかですね。後続車両の接近が分かるので下りに集中できますし、追い付かれる場合は抜かれる場所をコントロールしやすいです。

デメリット

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一番のデメリットは駆動時間でしょうか。どのモードを選んだとしても公称で約7時間。実際にはバッテリーがもう少し持った気がしなくもないですが、ブライトンのGardiaは点滅モードで17時間ですからね駆動時間が圧倒的に短いです。7時間というと200kmのブルべの制限時間である13時間30分に参加するとしたら全然足りません。17時間とは言わないのでデイフラッシュにしたときくらいは駆動時間が伸びてほしいものです。

総評

Trek CarBack Radar リアバイクライト

TREKユーザーはもとより、他メーカーのユーザーであっても性能、価格を考えるとオススメできます。サドルさえBontrager製にしてしまえばBlendrを使ってよりスマートな取り付けが可能な点もグッドです。僕が使っているMadoneだとシートポスト部分に対応するマウントが皆無なのでGarminのVariaの時も取付に苦労した経験があります。そんな中Blendr対応のリアビューレーダーはまさに救世主!只バッテリーの容量にはお気を付けください、安全対策のグッズのはずが夜間にバッテリーが切れてしまえば本末転倒です。皆様も駆動時間と相談しながら使用してみてください。