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【試乗ホイールインプレッション】DT SWISS1100シリーズを本気でインプレッションします!古閑森編
by: 古閑森 聖

いつもワイズロード福岡天神店のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

スタッフの古閑森です。

【5月24日㈯より6月8日㈰の期間、DT-Swissの人気モデルARC1100シリーズの試乗用ホイールが店頭で試乗可能になります!】

⇩詳しくはこちらのブログをご覧ください⇩

※ホイール試乗期間中の5月31日にDE ROSA試乗会を開催いたします。
5月31日だけはDT-Swiss試乗ホイールも糸島での試乗が可能になります。

⇩試乗会についてはこちらのブログをご覧ください。⇩

DT SWISS1100シリーズを本気でインプレッション

試乗用のホイールが続々と到着し始めましたので、先んじてフタッフが試乗してインプレッションしてまいります。

私は個人的にDT SWISSの1400シリーズ(50ハイト)を昔使用しておりました。
セカンドグレードとは言え、どこまでも踏まされる硬いホイールである印象でした。

100㎞を超えるロングライドになると足が持たなくなり私は使用を断念した苦い思い出があります…

 

今回使用したホイールのご紹介

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フロントホイール

ARC1100ダイカット DB 80

arc1100_80_r

 

リアホイール

ARC1100ダイカット DB ディスク

rac1100-disc

 

まずは福岡の定番糸島(二見ヶ浦)へ

IMG_4617

BIANCHIスタッフ中山と二人で走ってきました!
中山の使用したホイールはF50にR80。

私も初めて使用するディスクホイールですが、想像以上に横風に強いホイールでした。
中途半端に風が抜ける穴が無いせいか、真横からの風じゃない限りはふらつく事もなく、むしろ風を受けた帆のように前へ前へと進む印象でした。

ここまでのコースで多少のアップダウンはあるのですが、ある程度の登りに関してはいつもより速い速度で登れました。
これは意外な結果だったのですが、トルクで登る私とDT SWISSの相性が良かったのかもしれません。

 

そのまま平坦基調な芥屋まで

IMG_4621

中山と二人共通の意見としては、「平坦の巡航速度はバツグンに伸びる」でした。

初速~低速(30キロまで):軽い部類には属すると思いますが、MAVIC等の初速に比べるとやや重たい印象は感じました。

低速~中速(40キロまで):一度走り出すとドンドン加速します。200w程度でケイデンス80後半を意識して走行したのですが「気が付けば40は越えてしまう」というほど簡単に速度が出ます。

中速~高速(50キロまで):通常だと30後半で意識する出力をようやくこの領域(43キロ辺り)で意識します。45キロを超えた辺りでも迷いなく伸び続けます。私の場合はギア比F52T・R13Tで50キロまでは出ました。

高速~超高速(60キロまで):50キロを超えるとアウタートップが必要になってきます。F52Tだと57キロまでが限界でしたので60キロ以上の速度域に関してはお伝えできませんが、単純にギアが足りないと感じただけでしたので、ホイールのポテンシャルとしてはまだまだ伸びると思います。

 

糸島ライドの休憩はぜひTHALIAコーヒーで!

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糸島を走るサイクリストならば一度は立ち寄った経験があると思いますタリアコーヒーさん。
5月31日の糸島試乗会の会場もこちらになります。※タリアコーヒー様HPはこちら

追記:始めて使ったDISCホイールに感動

前々から気になってはいたのですが、さすがに一度も使った事の無かったDISCホイール。
今回初めて使用したのですが、まずは“音”に一番驚きました。

バイクラックからロードを下した時に今まで聞いた事のない“ボウン”という音がします。
走行中の風切り音にも驚きます。
ディープリムのカーボンホイールを履いた事のある方ならば40キロ前後での風切り音に心躍った方もいらっしゃると思いますが、なななななんと!DISCホイールだと20キロ超えた辺りから“ゴウンゴウン”とあの風切り音がします。
これは走っててテンション爆上がりの方も多いと思います。

一緒に走っていた中山いわく、後ろに付かれた時の音がいつもより大きいので煽り度が高いそうです。
確かにラチェット音も1400に比べて1100の方が大きいと私は感じました。
まぁハブが違いますのでラチェットのノッチ数も多いので爆音になるのかなぁ?と思います。
個人的には後ろでサボりた...足を休めたい私にとっては無音ラチェットが好みなんですが(笑)

あと、DISCホイールの場合に限りますが、両面カーボンで覆われておりますので反響でラチェット音の音量が爆増します。
ちょっと繁華街である天神のど真ん中をこのホイールで帰宅するには勇気が必要でした(笑)

 

DISCホイールの不思議

恐らく、ドライブ側とノンドライブ側の剛性差(役割の差)もあるとは思いますが、カーボンのフルカバーに左右差があります。

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上:ノンドライブ側(ローター側) 下:ドライブ側(スプロケ側)

スプロケ側がほぼ真っ直ぐな面なのですが、ローター側は少し膨らみがあります。
DT SWISSの設計なので、ローターという円盤が作る空気抵抗まで考えた設計がされていると思います!!

 

DT SWISSのホイールをしっかりと試すなら5月31日の糸島試乗会がベスト!!

ブログ冒頭でご紹介しましたが、5月24日㈯より6月8日㈰の期間、DT-Swissの人気モデルARC1100シリーズが店頭で試乗可能ですが、コースは天神の店舗周辺指定コースです。

「せっかくなら思いっ切り試したい!!」という方は是非5月31日の糸島試乗会にお越しください!
逆に5月31日だけは店頭では試乗できませんのでお気をつけください。

ご来店お待ちしております。