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【cervelo】全てがベストバランス!超軽量R5を堪能!
by: 嘉悦 賢

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先日は弊社社内試乗会が行われ、200名を超える弊社スタッフが調布市・味の素スタジアムで最新モデルをじっくり試乗いたしました。 

開催にご協力いただきました取引先様方にはこの場を借りて改めてお礼申し上げます。

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福岡天神店からも3名参加してきました。

それぞれメーカー様より商品知識を学んだり、気になるバイクを乗り込んできましたよ!

ベストバランスのR5

私がまず気になったのは2026年モデルより取扱可能となったcervelo!

まずはcerveloの最先端をいくS5に試乗。

その後は本日の個人的本命、ずっと気になっていたR5に試乗してみました。

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cervelo / R5

以前より個人的にずっと気になっていたR5。

好みである軽量クラスの奇をてらわないフレーム造形で、しかもS5というスーパーバイクをラインアップするcerveloが軽さに全振りしたもう一つのフラッグシップです。

試乗車リストが出た瞬間にこのバイクを確認し楽しみにしておりました。

 

最新のR5もS5と同様、基本設計は前作を引き継ぎ、各部の更なるシェイプアップと剛性の適正化、空力改善もなされ登坂から高速域までどのようなシーンもさらに軽快に走破可能に。

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ヘッドチューブは最近のロードとしては明らかに細く、ワイヤー内装化全盛の今、ヘッドチューブをこれだけ細くできるメーカーは多くないでしょう。

フロントフォークもやはり細く旧モデル比較で27g軽くなっており、フレームと合わせて73g軽量となり、かつ2ワットの空力改善に成功。

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シートステーはUCIルール範囲内最小のわずか10mmしかない激細デザインでR5らしさを象徴する部分かと。

シート集合部もBBもやはり細身でリア3角はかなりコンパクトですが、BB剛性は13%増しているとの事。

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また、一体型ハンドルのHB18はS5と同様のUCI最新規則に準拠したプラスフォーコンセプトに沿って7度フレアしており、ブラケット部でのエアロポジションと下ハンドルでの安定性を両立。

重量的にも前モデル比で150g軽量化。

見た目も抜群にかっこいい!

また、シートポストも超軽量で、ブレーキキャリパーマウントを除いたフォークや各種クランプ形状などバイク全体を徹底的に見直し、全体で前モデル比400g軽量化に成功。

さらには剛性と空力も含め総合バランスをより高くなったR5。

バイクのルックスも事前情報も全て個人的に刺さりまくっており、期待せずにはいられません!

コースを数周回しじっくり試乗!

さっそく試乗コースに出るとその初速の軽さから想像を上回り驚きました。

基本的に軽量モデルの漕ぎだしは軽いと思いますが、R5はさらに低速時の安定性も備わっており、少し流してゆっくり走行する範囲でも快適な操作感が印象的。

ヘッド周りの剛性がち前モデルより調整されたとの事でしたが、そのあたりが良い影響となって感じます。

もちろん、そこから踏みこんでいくと軽量モデルらしくあっという間に速度は30Kmを超えていくのですが、それ以降の加速も極めてスムーズで40km台に突入。

登りがコース上なかったのですが、登坂においても同じような印象を受けそうだと感じました。

スムーズな加速が最大の魅力に感じます。

平坦巡行の関してはS5ほど空力の良さを感じず、想定通りのパワーで維持が必要と感じましたが、バイク全体が軽く、さらに安定感もしっかりしていることからくる意のままに扱える操作感、そして入力に対しての反応のスムーズさは登坂とダウンヒルが楽しいバイクではないかと感じました。

完全に個人的な好みど真ん中でした!

乗り心地も良く、マイバイクと錯覚するくらいにフィーリングも良かったのでしばらく何週か一人クリテリウム状態でした。

ホイールに選択とカスタムでより軽さに振ったり平坦を強化したりと様々な乗り方で楽しめると思いました。

レースはもちろん、登坂多めのコースによく行く方にオススメで、全体的なバランスも良いのでロングライドにも十分対応するかと思います。

 2026年モデルより取扱開始!

これまで取り扱いのなかったcerveloですが、2026年モデルより取り扱いができるようになりました!

常時在庫しているわけではありませんがご注文いただくことはできますので、最先端のエアロロードをご検討中の方はぜひご相談ください!