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2026/06/13 18:07
こんにちは、ワイズロード福岡天神店の遊佐です。
トライアスロン用ウェットスーツには、袖が手首まである「フルスーツ」と、袖がない「ロングジョン」の2種類があります。「どっちを選べばいい?」とよく相談を受けますが、「年間を通して1着だけ選ぶなら、圧倒的にフルスーツがおすすめ」というのが、僕の結論です。
もちろん環境による使い分けはありますが、なぜフルスーツが日本のトライアスロンにおいて「正解」なのか、その理由を解説します。
日本のトライアスロン大会は主に5月〜10月に開催されますが、海水温は気温よりも1〜2ヶ月遅れて変化するため、実は夏場以外は水温が低いケースがほとんどです。
| 開催時期 | 平均水温の目安 | 推奨されるタイプ |
| 春(5月〜6月) | 18℃ 〜 21℃ | フルスーツ(冷え防止のため必須) |
| 夏(7月〜8月) | 23℃ 〜 27℃ | ロングジョン または フルスーツ |
| 秋(9月〜10月) | 21℃ 〜 24℃ | フルスーツ(朝方の冷え込み対策) |
5月や9月〜10月の大会では水温が20℃前後まで下がることが多く、ロングジョンでは低体温症のリスクが高まります。昔、10月の千葉県銚子の大会にロングジョンで参戦した際、寒すぎて唇を紫にしながらトランジションに戻ってきた苦い思い出がありますが、あの時の教訓からも「秋・春はフルスーツ一択」だと断言できます。
なぜ多くの選手がフルスーツを選ぶのか。その理由は明確です。
春・秋のレースはフルスーツが必須: 前述の通り、日本の多くの大会においてロングジョンだけでは寒さ対策が不十分です。安全にレースを完走するためには、保温性の高いフルスーツが安全圏となります。
圧倒的な「浮力」によるタイム短縮: フルスーツは両腕までネオプレン素材で覆われるため、全身の浮力が格段に高まります。スイムに苦手意識を持つ方が多い方にとって、「楽に浮いて、速く泳げる」フルスーツの恩恵は非常に大きいです。
大は小を兼ねる: 夏場の水温が高いレース(25℃以上)であっても、フルスーツの着用自体は認められているケースがほとんどです。そのため、「年間で1着だけ持つなら、寒い時期にも対応できるフルスーツ」という買い方をするのが最も賢い選択と言えます。
もちろん、ロングジョンが無駄というわけではありません。
ロングジョンの魅力は、なんといっても「肩回りの自由度」と「脱ぎやすさ」。泳ぎに自信がある方は比較的ロングジョンを選ぶ方が多いです。フルスーツの暑さを気にして選ぶのであれば日本の環境であれば7月〜8月の、水温がしっかり上がった真夏のレースに限定して使うのが最もスマートです。もし、予算に余裕があり、夏場の酷暑レース専用として2着目を検討するなら、最高の選択肢になるでしょう。
スイムに不安がある方や、これから本格的にシーズンを通してレースを楽しみたい方には、まずは「フルスーツ」で浮力と安心感を確保することを強く推奨します。
トライアスロンのウェットスーツは、あなたのパワーを推進力に変えるための非常に重要なギアです。当店では、ZONE3やHUUB、2XUなど、性能にこだわったウェットスーツを幅広く取り揃えています。
今のあなたのレベルと、これから挑む目標の大会に合わせて、最適な一着を一緒に選びましょう。サイズ感や素材の柔らかさなど、ぜひ店頭で実際に触れて確かめてみてください。ご来店お待ちしております!