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【TREK】極上のカーボンフレームをどう活かすか。Domane SL 5とSL 4の実車比較レビュー
by: 山口 直哉

こんにちはワイズロード福岡天神店アルバイトの山口です。

エンデュランスロードの定番として絶大な人気を誇るTREK「Domane」。現在、「Domane SL 5 Gen 5」と「Domane SL 4 Gen 5」の2台が店頭に並んでいます。

今回はこの2台について、ベースとなる共通の特徴と、実車を見比べるからこそ分かる違いを解説します。

Domane SL 5

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¥379,000


 

Domane SL 4

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¥339,000

SL 5とSL 4の「共通の特徴」

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モデル名や価格は異なりますが、この2台はバイクの骨格となる最も重要な部分を完全に共有しています。

1. フレームとフロントフォーク

どちらも軽量で振動吸収性に優れた「500シリーズOCLVカーボン」を採用しています。長距離を快適に走るためのエンデュランスジオメトリーや、最大40mm幅まで対応する懐の深いタイヤクリアランス、フレーム内蔵のストレージなど、基本性能に一切の差はありません。

2. ハンドルバーとホイールリム

操作感を左右するハンドルには、両者とも20mmライズアップして上体を起こしやすい「Bontrager Comp Riser」を装備。また、足回りのベースとなるリムも共通しています。

つまり、どちらを選んでも「カーボン製Domaneとしての極上の乗り心地」は約束されているということです。

実車で紐解く:SL 5とSL 4の「それぞれの差」

では、4万円の価格差はどこに表れているのでしょうか。大きく4つのポイントに分けられます。

1. ドライブトレインとブレーキ

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 最も分かりやすい違いがコンポーネントです。SL 5は最新のShimano 105(12速)、SL 4はShimano Tiagra(11速)を搭載しています。ギアの枚数による選択肢の多さは長距離ライドでの疲労マネジメントに直結します。また、油圧ディスクブレーキのキャリパーもグレードが異なり、レバーを握った際の剛性感や下りでのコントロール性において、105仕様のSL 5にアドバンテージがあります。

2. コックピット周り

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見た目と空力に大きく関わるのがケーブルの取り回しです。 SL 5は専用のRCSステムとスペーサーを採用し、ステム下からケーブルを隠すようにフレームへ引き込むスマートな内装方式です。対してSL 4は標準的なステムを使用し、ヘッドセットのトップカバー上部から直接ケーブルをフレーム内へ導く構造になっています。

3. 足回り

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 チューブレスレディタイヤですが、SL 5には軽量で転がりの軽い上位の「PRO」グレードの35cが、SL 4には耐久性を重視した「COMP」グレードの32cが装着されています。 さらに、店頭の実車を見比べると興味深い事実があります。スペック表では同じ「ボントレガー アルミセンターロックハブ」という表記ですが、実際のハブ本体の造形は両者で明確に異なっています。完成車としてアッセンブルされる際のハブの仕様に差があり、これは実車でしか確認できないポイントです。

4. 車体重量

これらのパーツ構成の違いが積み重なり、MLサイズでの完成車重量はSL 5が8.84kg、SL 4が9.10kgとなっています。約260gの差があるということになります

ご自身の「今後のプラン」に合わせて選ぶ

共通の高品質なカーボンフレームを持ちながら、パーツアッセンブルで明確に性格が分けられた2台。

完成車としてのパッケージングが洗練されており、購入したそのままの状態で最新の12速コンポとスマートなケーブル内装、軽快な足回りを享受したいのであれば「SL 5」が適しています。 一方で、最初からお手持ちの高級カーボンホイールを移植する前提であったり、購入後にの電動コンポーネントへ載せ替えるカスタムベースとして、初期費用を抑えてカーボンフレームを手に入れたいのであれば「SL 4」が合理的な選択肢となります。

どちらが正解というわけではありません。ご自身の乗り方や今後のカスタムプランと照らし合わせてお選びください。

ワイズロード福岡天神店の店頭では、今回ご紹介した細かな仕様差を実際にご覧いただけます。ご来店を心よりお待ちしております。