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2016年モデル レパルトコルサ限定!ビアンキのフラッグシップモデル「OLTRE XR2」
by: 村松 太陽

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ビアンキの最高峰に君臨する「OLTRE XR2」が入荷!


最速入荷はチームカラー、歴史あるラボバンクを受け継ぐロット・ユンボが使用しています。

ロット・ユンボはツールドフランスで個人総合成績6位にロベルト・ヘーシンクを送り込みオルトレの性能の高さが伺えます。

また、現在開催中のエネコ・ツアーでもTT勝利や総合順位1位獲得中など大活躍です。

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チームカラーでスポンサーロゴ入りです。個人的にこのスポンサーロゴが入ってるのはかっこよく見えます。

 

走行時においてペダリングロスを抑え、速度域に応じた順応性を持ち合わせた癖の少ない乗り心地が魅力!

フレーム自体は高剛性ながらレースレベルにおいて適度な振動吸収性を持ちあわせているので、乗り換えユーザーにも癖のないフィーリングといえます。

 

レパルトコルサ限定取り扱い商品であり、店頭にて実物をご覧いただけるチャンスです。


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 ビアンキは130周年、フレームにはロゴデザインが施されています。
かつてのダブルツールを制した「マルコ・パンターニ」からの歴史を感じさせます。


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ヘッドまわり及びシートチューブ周りはエアロ化が進められており、ヘッドとフォークのつなぎ目は一昔前はTTフレームくらいにしかみられなかった物ですが今はロードにも普通につかわれるようになりました。

シートチューブはホイールにやや沿うような形状とフィン造形になっています。またシートクランプはトップチューブから段差無く作られており空力への貢献とシートポストの出白が大きく出来るのもメリットだったりします。


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高剛性化が進む中でいかにパワーロスなく振動吸収性を高めるか、各メーカーがしのぎを削っているところです。

弓なり形状の扁平加工が施されたバックステーは、振動減衰性と後輪の暴れを抑えることでペダリング効率に優れた仕様となっています。


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BBはBB386EVOで大口径化の剛性アップとクランクの汎用性を高めた規格です。

いろいろBB規格が出てきているなかで後発組の利点でいいとこ取りした感じです。


 

 

インプレは以前の記事が更に引用(私自身の記事から)でだいぶ古いですが、イメージがわけばということで。

今時の多くの良いフレームの特徴というか方向性として剛性と乗り心地のバランスをとっています。バランスだけであれば以前からとられていたと思いますが高次元でのバランスがしっかり取れていて、ガンガン踏みながら漕いでもフレームが負ける(しなりは味付けなのでフレームによって多かったり少なかったりはあります)ことない高剛性ながら細かい振動を消して大きな振動も減衰してくれる乗り心地のよさがあります。

オルトレも漏れずに上記を満たしています。味付けとしては気持ちしなる感じで軽快感があります。個人的な表現で申し訳ないですが、ひらひら走れるバイクだと思います。もがきにたいしてはしなりが少なめなので早い反応でやや乾いた感じです。 

また最近のもう一つの特徴としてリア三角の振動制御の向上があります。乗り心地への貢献とともにペダリングが乱れた時の後輪が跳ねるのが押さえられます。私はスプリント時に重心位置とペダリング下手で後輪がが結構スリップしてたりしますが、このバイクはそれをかなり押さえ込んでくれます。最高峰とまではいえません(某C社のが凄すぎなので)が4~5年前のバイクとは雲泥の差です。

ひらひら感と上記で書きましたがハンドリングはニュートラルで扱い易いと思います。極端なステム長でも変化があったりしますがレーシングバイクはだいたいクイックな感じのものからニュートラルあたりのものが多いです。くだりなどでも安心してライントレースが出来ると思います。

 

フレームとの相性というのがあるとは思いますが、このオルトレは多くの人に合いやすい、いい意味で普通のフレームです。

 

 

 

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