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2016/07/15 19:57
VIPROSのチェーンオイルつかってみました。
VIPROSは洗浄剤やケミカルを幅広く扱う東洋化学商会さんの関連会社で「VIP PRO USE」を略した名前で、その名の通りプロユースに耐える商品を追求していくことがコンセプトの会社です。
今回はチェーンオイルの2種を紹介&簡易インプレです。
KEITENとMUON。
まずはKEITEN。
新商品です。
液体見てるだけで粘度が低そうなのが分かりますが、実際低くオイルをたらそうとすると軽く垂れていくので粘度のあるタイプと同じようにやるとこぼれます。
潤滑に関しては相当抵抗が低いようでかなりスムーズに動きます。使い古したチェーンでも変速がしっかり決まってくれます。その反面ハードユースにはやや不向きで通勤で砂利・埃のある道を毎日使ってるとオイル切れまでが早いです。
個人的にチェーンオイルは粘度がやや高めの方が相性がよい(トルクかけて漕ぐタイプ)のでこれは短めのレースの決戦用的な使い方になるかなぁとかんじました。
お次MUON。
こちらは以前からある商品ですが、走行時の音が静かになることで有名です。
まぁ名前からしてそれを目的にもしているのですが。
普通のオイルだとチェーンラインがねじれてる状態や変速時に金属同士の接触音があるものでもこのオイルを使うとその音が静かになります。もともと静かなものだと消えるくらいになるかもしれません。
実際使うとほんとに静かになります。正直びっくりしました。さらに音が静かになるということは抵抗が減っているので潤滑性能もかなりいいです。粘度は少しありますのでよりハードにつかうことも可能です。
KEITENと比べた場合単純な抵抗の少なさはKEITENの方かな?と感じますが実際走るうえで好みも踏まえるとMUONの方が個人的によさげです。しばらくレースなどはMUONで言ってみようかと思います。
○VIPROS KEITEN 60ml ¥1,600+税
○VIPROS MUON 60ml ¥1,600+税
チェーンオイルでお悩みでしたら是非一度お試しください。
*チェーンオイルは単純な抵抗の軽さだけでなく乗り手との相性もあり感じ方が変わることもあります。
*粘度での違いをいろいろ試したい方は「WAKOS」さんのチェーンルブリキッドタイプをお勧めします。そのままでも使えますが2種類を混ぜ合わせて粘度を調整して自分にあった粘度のオイルを手に入れることが出来ます。