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2017/05/07 18:05
【SELLE ITALIA】120年の歴史が詰め込まれた至極の逸品「SELLA ITALIA」
100年を超える長い歴史の中で、革新的なアイディアの元数々の常識を塗り替えてきたイタリアのサドルメーカー「SELLE ITALIA」。
現在ではカーボンやチタンなどといった先進的な素材を多く取り入れたロードレーサー向けサドルなどを多くラインナップに構えた一大サドルブランドとしてその名を馳せていますが、メーカー創業120年という節目を迎えるにあたり原点復帰のクラシックサドルをラインナップに揃えた「SELLA ITALIA」と名付けられた記念ブランドを創設しました。
イタリア本国にてメーカー創業当時にサドル製作を担っていたプレスマシーンを用いてハンドメイドされるSELLA ITALIAのクラシックサドルは当時の趣はそのままに、リュアルメタルコンプレッションリベットやサンドイッチレザーテックなど最先端の技法を多く取り入れることでよりクオリティーの高い逸品に。
クラシックな雰囲気のバイクにはもちろん、その細身なシルエットはカーボン製のバイクなどに合わせても違和感のないサドルとなっています。
■STORICA
オーソドックスな形状ながら細身で取り付けるバイクを選ばなそうなモデル「STORICA」。
レザー層の合間にメッシュ素材を挟み込みプレス加工を施す「サンドイッチレザーテック」と呼ばれる技法を採用していることで、サドルの耐久性を向上させることに成功しています。
またリベット部分には2種類の金属を用いる「リュアルメタルコンプレッションリベット」と呼ばれるテクノロジーを採用。
金属素材を圧縮していることで高い耐久性を有し、革素材を締め付けても形が崩れない仕様となっています。
サドル側面に刻印された彫刻のようなデザイン。
私が何かを語る必要はないですね。カッコいいです。
革サドルの醍醐味といえば、乗り手に合わせて革が柔らかくなりその体格に適応するという点。
はじめは固いサドルも、日々の手入れを入念に行うことで徐々にベストフィットなっていきます。
(革が伸びてきたタイミングで、付属の調整用工具でサドル下部のボルトを適度に締め付けることで、調整が可能です。)
メンテナンス用のクリームも同様に付属しています。
約2ヶ月に1度このクリームを塗りこむことで革素材に防水効果を付与するとともに、皮革を修復しひび割れを防ぐことが出来ます。(通常の使用状況での間隔です。)
レール素材には美しいシルバーカラーのクローム素材を採用。
サドルバックなどの取付けが可能なホルダーが付属しており、同ブランドがラインナップしているサドルバックGLORIOSAなどを取り付けることが出来ます。
■SELLA ITALIA/STORICA
カラー:HONEY
カラー:BLK
販売価格:¥17,000+TAX
■MITICA
こちらは広い座面を採用することでロングライドなどにも対応することのできるモデル「MITICA」。
レザー素材は上述のSTORICA同様ですが、座面を13mm幅広とすることで快適性を高めています。
革がサイドに広がってしまうのを防ぐため、サドル下部中央部分を固定しています。
サドル中央に大きく刻印されたパンチングデザイン。
「STORICA」(写真下)と「MITICA」(写真上)を比較。
写真からは少し分かりづらいですが、MITICAの方がわずかに先端がシャープになっています。
■SELLA ITALIA/MITICA
カラー:HONEY
カラー:BLK
販売価格:¥21,000+TAX