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2017/08/05 15:54
【使ってみた】凄いPOWER!驚きの転がり抵抗!MICHELIN【POWER ALL SEASON】
世界のタイヤメーカー「MICHELIN」、百年以上の歴史を持ちモータースポーツを始め多くの業界で使用されています。
「MICHELIN」の自転車用ハイエンドタイヤで、今まで長らく代を重ねてきた【PRO】シリーズの名前を変更してのモデルチェンジとなったのが【POWER】シリーズ。
レース向けのCOMPETITION、ツーリング向きのENDURANCE、グリップ重視のALL SEASONの3モデルに別れる。タイヤサイズもCOMPETITIONが23C・25C、ENDURANCEとALL SEASONが23C・25C・28Cのラインナップで多くのシチュエーションに対応できる。
PRO5ではなく【POWER】としてモデルチェンジしたのは、「MICHELIN」の他部門と共同で2年をかけて作り上げ、『-10%Watts』『-25%Rolling resistance』『+15%Grip』など大きな性能向上を果たした為。
とはいえ数字上と感じ方は=にならないことも多く果たしてどうなのか、名前を変えただけはあるのか、インプレにてご紹介します。
発売から時間がたっていますが遅ればせながら使ってみました。
比較対象は【LITION2】の25Cタイヤ、快適性や巡航能力はいいもののやはり加速にもっさり感を感じる印象。直前まで使用していたもの。
使用したのは【POWER ALL SEASON】の25C。
エアボリュームは少なめでLITION2の25Cに比べて少し細く感じます。
これは3層構造のケーシングにより剛性感のあるタイヤになっていることと関係してそうです。通常1層のケーシングで作られますが【POWER】は3層にして対パンク性能も向上、やわでない剛性感のあるタイヤで走りの向上にもつながっています。
独特のトレッドパターンはウェット時のグリップを上げるためでコンパウンドの性能とあわせて高いグリップ力を発揮します。中央部分にパターンがないのは、直進時にはコーナーリング時ほどグリップ力は不要なため、転がり抵抗を少なくする為です。
<なんちゃってインプレ>*個人的な感想です。
LITION2から上位モデルへの交換ということと、ここ数年で25Cもかなり性能向上していることからそれなりに期待してスタート。
漕ぎ出した直後から驚きを覚えたその走りは転がり抵抗が軽い!「ホイール交換した」は言い過ぎかもしれないがそのくらいの印象を与えてくれました。
それなりに期待していたにもかかわらず想像以上の性能で驚きました。名前を変えてモデルチェンジしただけはある、というよりそれ以上な気もします。
ALL SEASONはグリップ力重視モデルで、ちょうど良く(?)雨での走行になったのでその辺も軽く実感できました。軽くとなってるのは新品タイヤなのであまり無理は出来なかったので。(新品タイヤは保存用ワックスなどが付いてたりするので本格走行する前に慣らし運転しましょう。)
もう少し攻めて乗ったときにどうなるかですが、以前のインプレタイヤと勝負できるかな?といった感じで安定した走行が出来そうです。
重量は比較対象のLITION2の方がカタログ上軽いのですが、登りでも重く感じるどころか軽く感じるくらいでした。
MICHELINが重量より転がり抵抗の低さを重視していることから、単純な重量より転がり抵抗が軽いほうが大事で、軽さを感じることにつながるようです。
軽くて転がり抵抗が低ければ最高ですが、そこにグリップ力や耐久性が絡んでくると開発は大変そうです。
上位モデルかつ最新モデルへの交換ということで差が出やすくてより良い印象を感じた可能性もありますが、それを差し引いても十分に交換する価値のあるタイヤだと思います。
またALL SEASONでこれだけ良さを感じれたので【POWER】シリーズのほかのモデルも使ってみたくなりました。
○MICHELIN POWER COMPETITION 23C ¥7,600+税 ⇒ ¥7,220+税
25C ¥7,600+税 ⇒ ¥7,410+税
○MICHELIN POWER ENDURANCE 23C ¥7,600+税 ⇒ ¥7,220+税
25C ¥7,800+税 ⇒ ¥7,410+税
28C ¥8,200+税 ⇒ ¥7,790+税
○MICHELIN POWER ALL SEASON 23C ¥7,600+税 ⇒ ¥7,220+税
25C ¥7,800+税 ⇒ ¥7,410+税
28C ¥8,200+税 ⇒ ¥7,790+税
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