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2017/09/05 12:33
【Team Y’s ROAD】実業団レポ 第7回 JBCF タイムトライアルチャンピオンシップ
前日の雨で涼しい日とは一転して暑い日になった9月3日、「第7回 JBCF タイムトライアルチャンピオンシップ」に参加してきました。
栃木県の渡良瀬遊水地(江戸川の上流)の周りを走る1周5.3㎞のコースをエリートクラスは1周、JPT(プロ)は3周走ります。
コースは橋で登る部分あるもののオールフラット、90度コーナーが一つだけの地力が勝負のコースです。風向きなどによりいろいろ条件変わりますがこの日は弱い南東の風で地力勝負に影響が出ることはない範囲。
年々レベルが上がり、機材もTTバイクやエアロヘルメットの割合が増えてきました。単独で走るタイムトライアルは空気抵抗との闘い、機材による違いはかなり大きく上位を狙う場合は脚だけでなく機材の準備も必要です。
レースレポ
一年ぶりにTTバイク引っ張り出してぶっつけ本番。レースへの心構えがなってませんね・・・
8月に入り「ツールドおきなわ」への練習の練習を念頭にトレーニングをしてたため、短時間高強度はさっぱしだが地脚は多少ましになってるのではと楽観主義。
ロードレースやクリテリウムと違い足切がないので完走さえすればポイントが確保できるのでその為の参加の面が大きい。
バイク:LAPIERRE 旧EARO STORM
ホイール:SHIMANO PRO F/4-RAYS R/DISC(URTEGRA hub)
タイヤ:PANARACER RACE TEAM EDITION1
コンポ:SHIMANO 7970Di2
DHバー:SHIMANO PRO MISSILE
クランク:ROTOR 3D24
チェーンリング:O.SYMETRIC 54T
サドル:PROROGO ZERO TT
最高の機材(現在は旧式になってきていますが)にへぼエンジンというバイクが可哀想な仕様・・・
早めに現地入りしてゆっくりしながら準備。選手に指定された駐車場は会場から遠く日陰もなく、アップを開始するも暑さがきつく長時間出来なさそうなので20分程度で切り上げ。スロースターターという個人的なことを考えると眺めのアップがタイムトライアルなどでは良いのだが暑さに負けた。
スタート地点向かい検車をパスして待機。特に滞りもなく時間通りのスタート。
例年突っ込みすぎるのと本日はスタートして左にカーブしてくと向かい風基調になるので 90度コーナー超えて橋を渡るでは抑え気味で後半にかける作戦。
スタート直後は気持ち追い風なので速度に乗っていくやり過ぎないように速度よりパワー見つつ(300wオーバーから徐々に落としていく感じ)巡行へ。
徐々に向かい風区間に移行して速度を抑えながら走る。そして脚の状態云々より上半身がつらくなる。深い前傾姿勢でセッティングしてあるため今の自分だとまともに支え続けれない。ぶっつけ本番なので仕方ないね(仕方なくない)。
エアロヘルメットが背中から離れてしまってもったいないですね。
ハンドル握る位置をあっちこっちしながら辛さを紛らわしながら抑え気味のペースを維持する。上半身がぶれるのでパワーもたいして出ず250~260wくらい。
90度カーブに入る前に早くも30秒後にスタートした後続選手に追い抜かれる。「前半は抑えてるだけ」と言い訳しながらカーブを曲がって橋をこなす。
ここから弱い追い風、後半ペースアップの作戦通り!・・・・・が思ったほどペース上げれず。
抜いていった選手に離されない程度のペースにしかならずに、いつものことながら気持ちと脚が負けそうになる。そしてそれ以上に上半身が辛い、支えれない。
ゴール前の最後のカーブが見えてきてペース上げようとするも維持する程度が関の山。ラスト十数メートルだけ踏み切ってゴール。
結果 順位 58位/93人 タイム 07:58.4 TOP差 00:55 Av. 39.87km
POWER2MAXデータ
時間: 07:54(スタート押しが少し遅れたためリザルトより短い)
距離 (キロメートル): 5.376
エネルギー (kJ): 132
W’ Work (kJ): 17
獲得標高 (メートル): 9
平均速度 (km/h): 40.8
平均出力 (ワット): 278
平均ケイデンス (rpm): 97
最高速度 (km/h): 44.3
最大出力 (ワット): 568
最高ケイデンス(rpm): 106
昨年のタイム(07:53.9)を上回りたかったですが、ぶっつけ本番な今年に対して昨年は少しながらTT練していたのでまぁまぁよかったのかなと甘めな反省です。
今月は2周続けてレース、来週は「富士チャレンジ200」に参加予定。5時間半切のシルバー目標。