【2018年モデル】エアロロードの原点が此処に在り。勝利を届ける至極の一台「AR5」
by: 新里駿

【2018年モデル】

エアロロードの原点が此処に在り。勝利を届ける至極の一台「AR5」

「エアロロード」

それは自転車乗りにとって最大の抵抗となる空気抵抗を低減することをミッションとして開発された空力学的に優れた形状を持つロードバイク。

その高いポテンシャルは勿論大きく扁平加工が施された各チューブの持つ機能美は美しく、現在では多くのロードバイクメーカーにおいてラインナップがなされる代表的なジャンルとなっていますが、その原点ともいえるのがドイツブランド「FELT」が誇る「ARシリーズ」です。

2008年のツール・ド・フランスにおいて鮮烈なデビューを飾った初代AR。

その初代より５年の歳月を経て登場した２代目となる現ARにおいては更なるエアロダイナミクスの強化は勿論のこと、本来のロードレーサーに求められる高い走行性能や軽量性をも強化されており、まさに「すべてを手にした至極の一台」と呼ぶにふさわしいパフォーマンスを有しています。

空洞実験に裏付けられた驚異的なエアロダイナミクス性能、「フレームの魔術師」ジム・フェルトによって考えつくされたジオメトリー、スプリント時のパワーにも負けない剛性、俊敏な反応性、高いコーナリング性能、ヒルクライムを苦としない軽量性…………そのすべてを持ち合わせるこのARで、最高のライドを体験してみませんか？

コンピューター上にて検証を行うCFD解析と、実際のウインドトンネルにおいてプロトタイプで検証を行う風洞実験を実施。

それぞれの結果から、バイクにおいて空気抵抗が大きいと判断された「ヘッドチューブ」「ダウンチューブ」「フォーククラウン」において、ARはフォークからダウンチューブにかけて空気を整流する特殊なフォーククラウン形状を採用することでエアロダイナミクス性能を向上させています。

また幅の広いフォーククラウン部の形状は、前輪から伝わる振動の分散や高い剛性確保によるフロントブレーキ性能の向上にも寄与しています。

細身のスタイルが特徴的なヘッドチューブは上部で1-1/8″、そして下部を敢えて1-1/4″とサイズダウンさせることで高い剛性を実現しており、コーナリングにおいても高剛性ゆえの安定感を体感していただけます。

無論前方投影面積が小さくなることでエアロダイナミクスの向上にも寄与しており、フレーム全体で先代AR比14.7%、一般的なロードバイク比で約30%の空気抵抗削減という驚異的な数値を達成しています。

フロントフォーク同様の特殊形状「ツインテールシートステー」を採用することで高い剛性とエアロダイナミクスを実現したシートステイ。

また同社の他のロードラインナップ「FRシリーズ」や「VRシリーズ」同様ブレーキブリッジを廃することで軽量化&高い振動吸収性を達成しています。

エアロロードながらフロントブレーキにはノーマルキャリパーブレーキを採用し、制動力とメンテナンス性を向上しています。

また上述の「ツインテールシートステー」採用に伴いリアブレーキをチェーンステー下のBB付近に配することでエアロダイナミクス面は勿論、高剛性がもたらすブレーキ性能の向上を実現しています。

大胆な扁平形状を持つシートポスト。

固定力とエアロダイナミクスの両立を目指して発案されたバインダー式の「インターナロックシートポスト形状」を採用することで、エアロダイナミクスを犠牲にすることなくカーボン素材特有の固定力不足を克服しています。 

またシートポストを反転させることで、簡単にシートアングルを72.5° or 78.5°に変更可能な「VGO」方式を採用。

同社「Fシリーズ」と同様のロードポジションと、エアロバー搭載を前提としたTT/トライアスロンポジションの双方を実現可能なマルチ性を手にしています。

メインコンポーネントにはリア11速を誇るSHIMANO 105を採用。

上位モデル同様の変速段数を持つこのコンポーネントをアッセンブルすることで、将来のアップグレードや電動システム化を見据えたカスタムが可能です。

フレーム設計自体は電動コンポーネントのケーブルルーティングが想定され設計されているため、上述のカスタムは特にお勧めですよ。

■2018 FELT / AR 5

カラー:マットカーボン

サイズ:51

販売価格:￥268,000＋TAX

 ※Ys CLUBメンバーの場合

（現金支払い時：ポイント8％￥21,440/ クレジット支払い時：ポイント3％￥8,040）

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