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2021/12/21 17:34
皆さんこんにちは。
ワイズロード船橋店のサンデーライド(ゆるロン)を担当している下山田と申します。
本日は当店サンデーライド(ぶらり自転車散歩)との合同拡大サンデーライドということで伊豆大島に行ってきました。
目次
本来ならば船に自転車をのせて伊豆大島に行く場合、輪行袋に入れたり別料金を払って貨物扱いにして乗せたりといった方法しかありませんでした。
ですが、今回の拡大版サンデーライドでは伊豆大島や利島などの東京諸島への船を運行している『東海汽船』様のご協力のもと自転車をそのまま船内に置くことができました。
『自転車楽々きっぷ』を使用すると面倒な輪行もせずに下の画像のように船内に自転車を乗せる事ができます。
それでは当日の拡大版サンデーライドの様子をご紹介致します。
ロビーの外では今回乗船する船とは別の『橘丸』が着港していました。
ロビー内には同じ船で大島にサイクリングに行くサイクリストもおり、輪行袋に自転車を入れて待機している方もいました。
去年に就航された新しい船『さるびあ丸』に乗り目的地の大島に向かいます。
自転車は専用のバイクラックがあり、揺れ等での動きを最小限にするためSTIレバーを画像のようにバーに引っ掛けます。
潮風が吹かれるため自転車にカバーを掛けます。カバーを自転車にかけるのは難しくなく簡単にできます(ワイズロードのスタッフなら手際よくできるかもしれませんね(笑)
ここで注意!
上の画像のようにサイクルコンピューターの下にライトを取り付けしている場合STIレバーを引っ掛けた際にライトがバーと干渉し浮いてしまいます。ライトを外すなどの工夫をしなければいけません。
ここまで大きい船に乗るのが初めてだったため寝床に荷物を置いて船内をうろちょろ。
エレベーターがあったり船外にはステージがあったりと、大島に着く前にテンションが上がっています(笑)(時刻は22時30分頃)
仕事帰りという事もあり夜ご飯を食べていなかったため船内のレストランにて遅めの夜ご飯を!
ラーメンやパスタ、丼ぶりなど和洋中のメニューが豊富に用意されており食事に困ることは少なそうです。
ちなみにレストランは営業時間が決まっておりますのでご注意ください!
東京の夜景がとても綺麗という噂を聞いたので撮りに展望デッキに向かいます。
いつもとは違う下からのレインボーブリッジや東京の夜景を撮ったり海風を感じながら景色を見ていくうちに横浜に到着です。
陸からの景色とは違い海から見る横浜は凄く綺麗でした。
横浜をでると景色は海のみとなり夜も遅いので眠りにつきます。
到着時は暗いですが、30分程経つと日が登ってきました。
今回は東海汽船様が付きっきりで大島を回ったため荷物などは預ける事ができましたが、一般のお客様は岡田港から元町港まで荷物を持っていきコインロッカーなどに預ける必要がありますので大荷物は気を付けないといけません。
今後岡田港側にもコインロッカーが出来る事を祈るばかりです!
所々にトンネルがありますが自転車は通れないので走る場合はご注意ください。
トンネルを避けて脇道に入るとすぐに傾斜のきつい坂が当店店長の中橋を襲います。
朝早く体力が有り余っていた為余裕に上っているように見えましたが話を聞くとすでに体に異変が・・・
それもそのはず当店店長の中橋は小径車でのサイクリングが多く平坦が多いため、ロードは数か月ぶりとのこと。
野田浜に到着すると朝早かったのもあり富士山も見える程の絶景!日頃見る海とは一味違いました。
記念撮影をしてサンセットパームラインを進みます。
一緒の船できていたサイクリストの方たちも記念撮影していました。
車通りが少なく路面もきれいに舗装されているため向かい風以外は嫌なところなし!
元町港側から走れば追い風になるためルート次第でトレーニングになりそうですね。
元町港まではあまり距離は離れていないため1時間ほどで到着
元町港は現在改修工事をしているため室内で休むところなどはなく、近くのベンチがある公園や海沿いで休憩をとります。
サイクリストだけでなく朝早くから釣りをやっている方も!
通称バームクーヘンまではアップダウンが多く向かい風も加わり当店店長の中橋は気合と根性だけでアップダウンをこなしていきます。
アップダウンを終えた先には通称バームクーヘンが見えてきます。
通称バームクーヘンは平均数十年おきに起きる大噴火を経て隆起し、画像のような地層切断面ができたという。歴史は古く1万5千年前の地層が見える程!
記念撮影をして元町港に戻ります。
元町港に着いて昼食までは30分~40分程時間がありましたので街中を観光するグループと三原山のヒルクライムをする2グループに分かれました。
ゆるロン常連のお客様と三原山山頂を目指して登ります。
いくつか登るルートがありますが今回は『御神火スカイライン』をチョイス。
登る前に山頂を見ると「うわぁこれ登るのか~」と思っていましたが登っていると景色が変わっていき元町港が小さく見えてきます。
「ここまで来たら登るしかない」なんて途中からお客様と話しながら登っていきます。
山頂には三原山登山道へ行く入口があり自転車乗りじゃなくても楽しめるスポットになっています。
自転車ラックやベンチがありますのでヒルクライム後の休憩にもぴったりです。
所々路面が濡れており気を付けつつ下ります。
今の時期は気温差が激しいのでウィンドブレーカー等の防寒グッズは忘れずに持っていきましょう。
元町港から徒歩1分ほどのところにある『お食事処 おともだち』にて昼食を食べました。今日のオススメ定食や季節によってメニューが変わるため旬の海鮮料理をいただけます。
今回は運よくスムーズに食べれましたが、日にちや時間によっては行列になってしまうほどですのであらかじめ予約や混雑状況を確認していくのが重要です。
ご当地グルメが売っているお店と牧場が一緒にあり、大人から子供まで楽しめるスポットになっています。
帰りもアップダウンがあり当店店長の中橋は最後の力を振り絞り走っていました(笑)
なんとか岡田港に到着!!
あと1回でも勾配のきつい坂があったら足が力尽きる・・・と言っていましたが、走るペースを気にしながら走ると自転車乗り始めたばかりの方でも楽しめると思います。
帰りの船はお客様と一緒の2等和室だったので私は疲れて途中から爆睡していましたが、お客様同士やスタッフと大島の感想や世間話などをして東京へ無事到着。
いつも走るコースとは全く違い、島特有のアップダウンやヒルクライムコースと私自身も楽しく走ることができ、サイクリストのための大島なのかと感じました。
普段の輪行袋に入れる手間やストレスから解放され余裕を持って楽しめる『自転車楽々きっぷ』を是非ご利用ください!!
最後になりますが、今回のライドにご協力いただいた東海汽船様ありがとうございました。