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2022/02/08 19:02
いつもワイズロード船橋店をご利用いただきありがとうございます。
今回は「自転車の消耗品の交換時期っていつなの?」という自転車始めたての方なら誰しもが思う悩みを少しでも解消できればと思います!
タイヤはゴムなので劣化すると硬くなって伸びなくなります。
伸びなくなったタイヤに空気を入れて膨らますと「パキッ」とひび割れを起こします。
こんな状態になったらひびの隙間に尖ったものが入ってパンクするのも時間の問題かもしれませんのでパンクして走れなくなる前に交換しましょう。
タイヤはひび割れ意外だと地面と擦れてすり減っていくと交換が必要になりますのでタイヤの中心に近い場所にある溝の減り具合をチェックしておきましょう。
溝がない「つるっ」としたタイヤは、メーカーにもよりますがすり減り具合が分かるくぼみがある場合がありますのでそれをチェック。
こうやってたまに劣化状況を確認してパンクしてから交換するのではなく、交換時期が来たら交換してあげることで、パンクリスクを減らすことができますのでしっかりこまめにチェックしましょう。
ブレーキシューもタイヤと同様にゴムなので基本的な交換時期の確認はすり減りです。
新品とすでに使われている物を比べてみましょう。
上から見た時の縦に入ってる溝の減り具合が違うのが分かると思います。
下の写真のようにブレーキシューが減ると明らかにブレーキの利きが悪くなったり、ブレーキレバーのにぎりが右と左でよく使う方だけ握りが深くなったりします。
ブレーキは命に関わるパーツですのでしっかり摩耗をチェックして、効きが良い状態を保ちたいですね。
チェーンは摩耗しているかどうかの判断が目視だとわかりづらいので、「チェーンチェッカー」という工具を使います。
こちらは新品のチェーン。
チェーンチェッカーの矢印が赤いゾーンにいってしまうと交換時期です。
こちらは摩耗しているチェーン。
新品の方と比べると矢印の位置が赤いゾーンにかなり近いので気になる方は交換しちゃうレベルで摩耗してます。
チェーンが伸びるとどれだけバッチリ変速調整されていてもうまく変速が決まらなかったり、走行中にチェーンが外れてしまったりするトラブルにつながるため、状態チェックはしっかりしたいところです。
クリーナーなどで掃除をして汚れを落とすことで、チェーンの持ちを良くすることができるのでクリーニングはマストで覚えていただきたいスキルになります。
最後にパンク時のタイヤ、チューブ交換、ブレーキシュー交換、チェーン交換の工賃をご紹介。
タイヤ、チューブ交換 片側:1,320円(税込)
ブレーキシュー交換 片側:1,320円(税込)
チェーン交換:1,760円(税込)
※自転車の使用によって工賃が変わることもあるのでご注意ください。
何か気になることがあれば気軽にご連絡いただければと思います。