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【PINARELLO試乗会】話題のXシリーズ乗ってきました
by: 高橋愁

こんにちは、ワイズロード船橋店の高橋です。
今回は社内試乗会でPINARELLOの新型のXシリーズを乗らせて頂いたのでインプレッションをしたいと思います。

<はじめに>

上の写真が自分なんですが見ての通りヒョロガリなので残念ながらパワーは全くありません。泣
そんな貧脚の私だからこそ分かるインプレッションをします。笑

〈新型のFとXについて〉

まだ発表されたばかりでFとXの違いが分からないというのが実際の所だと思います。
簡単に言うと「レース系がF」「ロングライド系がX」という位置付けです。
ですがシルエットをみて納得できるほど両者の違いはわからないでしょう。違いとなるのは細かなジオメトリーとカーボンのグレードです。

<Xシリーズの特徴>

トップモデルであるDOGMA Fと同じようなフレーム形状

全てのモデルで五感に刺さるデザインと所有欲を満たせるようにしたいのがPINARELLOの狙い。他社の同価格帯の類似モデルに比べて高いエアロ性能が目立ちます。

東レT600カーボン

PINARELLOのカーボンフレームのラインナップではベースグレードとなる素材。

最大タイヤクリアランス32mm

様々な用途に対応できる。

<X3の外観>

<インプレッション>

・ザ・エアロという感じの見た目のおかげか漕ぎ出しから時速30kmくらいに到達するまでがかなり早く感じた。
・素材はT600カーボンですがダンシングで重ためのギアを踏むとグーッと伸びながら進んでいく。
・FシリーズやDOGMA Fなどハイエンドモデルに見られる高剛性でシャキシャキした感じではなく、ミドルグレードとして足に優しく中速域まではスムーズに加速していく。
・少し気になったのがフレームの各パイプがかなり太いからかT600カーボンの割には剛性高め。
・直進、コーナー、下りにおいて安定感がかなり良く扱いやすかった。

以上が私の感想です。

<ジオメトリの特徴>

Xシリーズのジオメトリをまとめてみました。

フレームの前三角とフォーク

・フロントセンターとホイールベースが長いため安定感が良くなる。
・ヘッドチューブが長いためハンドルの位置がかなり高め。
・リーチが短いためハンドルの位置が近め。
・他社のエンデュランスモデルによくある快適性や安定感に全振りというよりはハンドリングのキレの良さも考慮された数値設定。

フレームの後ろ三角

・ハンガー下がりとリアセンターは加速感とダイレクト感が高めな数値設定でで他社のレーシングモデルに近い。

まとめるとよくあるエンデュランスモデルとは違い加速感やハンドリングのキレも良いバランスの取れたエアロエンデュランスオールラウンダーと言えるでしょう。

<こんなあなたにオススメ>

・アップライトなポジションで快適さも残しつつスピード感のあるサイクリングを楽しみたい。
・エアロフレームが良い。
・デザイン性の高い一台が欲しい。

是非ご検討下さい。

 

 

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