【TREK】ホントにアルミ?EMONDA ALR 5
by: 高橋愁

こんにちは、ワイズロード船橋店の高橋です。

今回はTREK EMONDA ALR 5です。

TREKについて

TREKはアメリカのウィスコンシン州発のブランドでキッズバイクからレースバイク、アクセサリーなど様々な製品を展開しています。

EMONDAについて

EMONDAは軽さ重視のオールラウンドバイクに属します。

このカテゴリのバイクは他で言うとMERIDAのSCULTURAなどがあります。

それらと比べると本モデルは軽量化はほどほどに、エアロ形状を取り入れることで平坦も登りもこなせるバイクに仕上がっています。

そのためフレームセットの重量は他社の類似モデルに比べると中間モデルのEMONDA SLシリーズでは150~200グラムほど重たくなってしまいますがMADONE SLR(GEN6)からインスパイアを得たKVF形状が空力を高めます。

某ドイツ誌のバイクテストでも比較的上位にいるバイクなので空力性能は間違いないです。

渾身のモデルチェンジをしたEMONDA ALR

ながらくモデルチェンジをしていなかったEMONDA ALRは今年の春ごろに待望のモデルチェンジを果たしました。

モデルチェンジによりアルミのネガティブな部分を改善し、トレンドを抑えてカーボンバイクと戦えるバイクに生まれ変わりました。

そのため本モデルはエントリーグレードのアルミバイクではなく本格的なアルミバイクになっています。

主な変更点

現行のEMONDA SLRと同じ基礎設計

本モデルは旗艦モデルのEMONDA SLRと同じサイズ感でH1.5ジオメトリーを採用しています。

各パイプのチュービングも忠実に再現しているためアルミロードながら高いエアロ性能を発揮します。

ケーブル内装

本モデルも昨今のトレンドであるケーブル内装に対応します。

上記の画像の状態でもかなりすっきりしていますが、もっとすっきりさせたい方はDOMANE SLR/SLで採用されているRCSステムと互換があるのでそちらに交換するといいかもしれません。

細かな所ですがケーブル類はチェーンステーまで内装されています。

BBにT47を採用

本モデルはトレンドのT47のBBを採用しています。

大口径でねじきり式のため防塵性や異音への耐性が強く、メンテナンス性が良いといわれています。

個人的なおすすめポイント

軽量性

本モデルはTREKが独自開発した最高グレードのアルファ300アルミニウムを採用しています。

フレーム重量は公表されていませんが個人的に調べたところ、SLシリーズと同じくらいか本モデルの方が少し軽いようです。

また、競合する他社のアルミバイクと比較してもおそらく本モデルが最軽量です。

溶接

本モデルは溶接面にスムース処理をしとぃるためカーボンバイクのような仕上がりになっています。

細身のシートステー

極限まで細いシートステーは振動吸収性が高く、ブリッジパイプがないためリア三角全体がしなる構造になっています。

ヘッドチューブ形状

本モデルはヘッドチューブは一般的な円柱型ではなく砂時計型になっており、高いエアロ効果を発揮します。

フォーク

カーボンフォークは横方向に薄く、エッジのきいたエンドの形状はエアロ効果を高めます。

最大タイヤ幅は28㎜です。

105

機械式11段変速+油圧ディスクブレーキを採用したSHIMANO 105をフル搭載しています。

その他

サドル

本モデルは価格との兼ね合いでハンドル、ステム、シートポストは安価なものが採用されていますがサドルだけはBONTRAGERのVERSE COMPを採用しています。

圧迫感が少ないモデルで馴染みやすいのが特徴です。

また、サドルの座面裏側にダボ穴があり、リアライトなどがマウントできます。

ホイール

ホイールの重量は重めですがチューブレスレディ対応のため拡張性が高くなっています。

最後に

いかがでしたでしょうか。

ハイスピードなサイクリングやレース、ヒルクライムに最適です。

店頭在庫は52サイズ2台のみです。

ぜひご検討下さい。

 

 

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