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【PINARELLO】見た目、ほぼDOGMA F。新型F5在庫あります。
by: 高橋愁

こんにちは、ワイズロード船橋店の高橋です。

今回はPINARELLOのF5のご紹介です。

PINARELLOについて

ロードレースの本場、イタリアで培われた伝統を重んじながら、常に常識に捕らわれず先進的なアイデアでイノベイティブな製品を開発し続けるロードバイク界のトレンドリーダーといえるブランドです。

旗艦モデルのDOGMA Fは全サイクリストが憧れる夢のバイクとして知られています。

新型のFシリーズとは

PINARELLOのミドルグレードバイクと言えばPRINCEシリーズを思い浮かべる方が多いかと思いますが2023年モデルではドロップアウトとなり、代わりとしてFシリーズが登場しました。

F9、F7では東レのT900カーボン、F5ではT700カーボンを採用しています。

重量面ではF9、F7では950グラム、F5では990グラムとなっています。

FとPRINCEの違い

ざっくり言えばベースとなる設計が大きく違うのが特徴です。

PRINCEは旧型DOGMA F12をベースにし、Fは現行DOGMA Fをベースにした設計になっています。

ここでポイントになるのがUCIのフレーム設計に関する規制です。

2021年の規制緩和

UCIは2021年にフレームの設計に対する規制を緩和しました。

緩和により従来のバイクよりも横方向に薄くすることが出来るようになった為、ロードバイクの根本的な設計思想が大きく変わりました。

DOGMA F12は規制緩和以前に発表されたバイクなのに対してDOGMA Fは規制緩和後に発表されたバイクとなっているためF12と比較するとDOGMA Fは空力面で約4.8%優れています。

某ドイツ誌によるとDOGMA Fは某カナダ社のエアロモデルとほぼ同じ空力だと主張しています。

DOGMA FベースのFシリーズ

前述した通り、FシリーズはDOGMA Fをベースにした設計となっている(新UCI規定対応している)ため、ミドルグレードのバイクながら圧倒的な空力を発揮します。

ちなみに私はローンチ直後に試乗しましたがDOGMA Fに似た形状のせいか、T700カーボンを採用した本モデルでも剛性が高いと感じました。

THE ART OF BALANCE

PINARELLOの狙いとしてFシリーズに乗るユーザーでも所有欲が満たせるようにDOGMA Fに近いビジュアルを提供します。

結果として性能はもちろん、遠目ではDOGMA Fと見分けが出来ないほど似ているバイクに仕上がっています。

ヘッドチューブ

一般的な円柱形状ではなく砂時計型にシェイプした形状を採用することで空力が向上します。

また、某アメリカ社の新型モデルでも採用されていたヘッドチューブ上部を進行方向に膨らませた、コブのようなシルエットを採用しています。

フォーク

PINARELLOのテクノロジーで忘れてはならないのがPINARELLOハンドリングです。

DOGMA F8から続くPINARELLOハンドリングは要約すると、グイっと曲がるときは曲がり、安定させたいときは安定するという魔法のようなフィーリングを提供します。

ギリギリまで薄いフォークブレードと左右非対称の設計がミソです。

また、DOGMA F12から採用されたフォークエンドのエアロフラップを本モデルでも採用することで整流効果を高めます。

最大タイヤ幅は30mmです。

シートポストとシートチューブ

DOGMA Fとほぼ同じ形状の極薄シートポスト(幅約20mm)と極薄シートチューブを採用することで整流効果を高め、剛性を和らげます。

また、内蔵されているシートクランプはPRINCEよりも約40グラム軽量化されています。

さらにDi2のバッテリーはシートポストではなく、BB付近に格納することで低重心化しています。

リア三角

ここもDOGMA F譲りの形状でかなりコンパクトなリア三角を採用することで整流効果を高めます。

また、406~410mmの短めのチェーステーにより加速力が大幅に向上します。

反ドライブサイドのチェーンステーのみ、エンド側が跳ね上げることでシートチューブがスリム化して剛性が落ちてしまったBBのロスを相殺します。

研究を重ねたDOGMA Fの黄金比を忠実に再現しています。

105 Di2

説明不要のSHIMNOの105Di2を採用しています。

電動式12段変速+油圧ディスクブレーキの組み合わせはどんなシーンでも柔軟に対応します。

その他

ハンドルとステム

ハンドルとステムはPINRELLO傘下のMOST製のものが採用されています。

TiCRシステムによりケーブル類は完全内装されています。

サドル

ここもMOST製のものを採用しています。

圧迫感が少ないのが特徴です。

また、座面裏側にダボ穴がありリアライトなどをマウントできるようになっています。

ホイールアップグレードプログラム

本モデルを購入するなら是非合わせて検討してほしいのがホイールアップグレードプログラムです。

名前の通り、完成車と同時にホイールが割引で購入できる(カンパニョーロ、フルクラムに限る)プログラムとなっています。

気になる方はご相談下さい。

最後に

いかがでしたでしょうか。

楽に、速く、遠くまで行きたい方にオススメなバイクとなっています。

船橋店では2台在庫ございます。

ぜひご検討下さい。

 

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