806

【ORBEA】最新モデル”ORCA M30ILTD PWR”試乗インプレッション!
by: 金城 春希

みなさんこんにちは。
船橋店のKINJOです。

 

先日、行われたスタッフ試乗会で様々なブランドのバイクに触れて参りました。
各ブランド/メーカーの皆様、本当にありがとうございました。

個人的に、イチバン注目していた新型モデルがありましたのでインプレしちゃいます。

 

【 ORBEA 】

スペイン最大の総合自転車ブランドであり、バスクに拠点を置き開発/製造まで行っています。
大規模製造工場まで自国で構えている数少ないブランドです。
※一部、他国の製造ライン生産。

プロチームにもバイク提供する程、世界中で名の知れたブランド、、、日本だとあまり名の知られていない印象ではないでしょうか?
しかし、皆様にもORBEAの凄さを知ってほしいです。
私が、“イマ”本気で欲しいバイク!!

ORBEAラインナップにおいて、軽量ヒルクライムバイク『ORCA』エアロバイク『ORCA AERO』の2モデルが存在します。
プロチームに最高のバイクを提供するために、ORBEA開発陣は“全てのシーンに対応できるオールラウンドバイクを生み出すのではなく、エアロ特化&軽量特化のバイクをステージによって使い分ける”ことで、最強のバイクを志向しました。
エアロ=軽量とはならず、必ずどちらかを取ると片方は損なわれてしまう。この絶対的な関係を開発陣が考え抜いた末に、2台展開となりました。

 

【 ORCA M30ILTD PWR 】

販売価格 ¥891,000(税込)
〈仕様〉
フラグシップモデル OMXフレーム
最新SHIMANO 105 Di2(12s)
フレーム重量(53サイズ):750g
完成車重量:6.7kg(※DURA-ACE完成車

注目を集めるバイクをいち早く試乗してきました。
まさか、乗れるとは思わなかった!

 

見た目

一言で、「原点回帰」
第6世代と(新型)第7世代ではかなりフレームデザイン(設計)が異なります。
-第6世代- ⇓

-第7世代- ⇓

トップチューブ/シートステーが大幅に改良が加えられてるのが見て取れますね!
視覚でもわかる「軽るそぉ~」なイメージ、、、そうなんです軽かったです!
数々のフラグシップバイクの重量感を感じてきましたが、かなり上位に入る軽さです。

また、シートステーも現代的なコンパクトなリアトライアングルから従来のトップチューブと繋がる形状ででも、薄く扁平した現代的な細かい仕立てとなっています。
ちなみに、ダウンチューブはフレームをつまむと潰れる程、薄く弾力のあるフレーム強度でした。
落車した時が怖いですが、かなりの軽量化を両立させた感じがありました。
塗装も非常に薄く、カーボン地が見えている程、、、
こんなに形状も層も薄くて『硬い』ってどういうことですか?!

ステム、ハンドル、ホイールは自社製品となり、ハンドル周りはとてもスッキリした印象です。
ホイールはセミディープリムとなっており、ラチェット音も静かながらも存在感のある繊細で高級感のある音が鳴ります。

ハンドル
ORBEAオリジナル OC ROAD PERFORMANCE
RP11 CARBON 重量:190g

ホイール
ORBEAオリジナル OQUO ROAD PERFORMANCE
RP45-LTD 重量:不明
※RP35-LTD重量は1,380gですので少し重量増と言ったところです。

 

インプレッション

何度も言いますが「軽い」です!
端的にお伝えしますと、硬くて完成されたバイクです。
性能が良すぎるが故に尖った部分がなく面白さを感じないバイクもあったりしますが、ORCAのフレームからは想像できない程、高強度パワーでの剛性の高さ、反応性の高さです。思っている以上に硬くて個人的に好みの乗り味でした。
重量が軽く、フロント(ハンドル周り)もクイックで反応性に優れており、中速域まで素早く速度に乗る感覚と中速から高速領域まで硬さを感じながらレスポンスの良いペダリングが可能でした。
重量のせいか、かなりハンドルがクイックに動いてくれます、個人差で好き好きが分かれる感じはありますが、コーナーの体重移動やダンシング時の効果的な可動域があり、素早いコーナーでのイン/アウトが可能でした。
やはり、高速域でのパワーセーブの楽な感じや、高速域から惰性での速度の落ち具合いはORCA AEROの方に分配が上がる感じはありますが、0kmからののスタートダッシュや登坂/ヒルクライム走行ではかなり優位に立てるポテンシャルがあると思います。


※タイヤクリアランス32cまで対応

振動吸収性について
レーシングモデルなのでめちゃくちゃ吸収性が高い訳ではなく、フラグシップらしい感じです。
トップチューブから連なったシートステーが撓りを生み出し、路面凹凸の角を取っている感覚です。
高速巡行時に気にならない程度の突き上げ感です。


『直進性』『回頭性』『強度/剛性/軽さ』
トータルバランスの取れた高次元で完成された完成車だと思います。
ほぼ、パーツカスタムする箇所が無いほどに完璧と言えますが、コンポーネントをより上位モデルに変更したり、ホイールをより軽いモデルに変更すれば、6.5kgを下回る超軽量カスタムも出来そうです!!

 

セカンドグレード(ノーマルモデル)
OMRフレーム
【 ORCA M30 】

販売価格 ¥399,300(税込)
コチラも詳しく後日ご紹介します。
重量感は確かにあるのですが、走行性能は上位モデルの『OMXフレーム』を感じさせる感触があります!

 

 

 

 

 

在庫が気になる方は、是非お問い合わせ下さい。
在庫(メーカー)、先月の段階で数台残っていたはず、、、

 

Y’sRoad 船橋店
TEL:047-402-6681

 

 

 

 

 

 

施設案内

 

大型屋内駐車場併設!
雨でも濡れることなくお店に来れます!
店頭自転車即日納車強化中!