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【実録】変速が決まらずイライラ…原因は意外な“アレ”だった!
by: 久保田 啓介

 

変速がうまく決まらない…その原因と対処法をわかりやすく解説

スポーツバイクを楽しむ中で、意外と多いトラブルが「変速がうまく決まらない」という悩みです。

ギアチェンジがスムーズでないと、走行中のストレスになるだけでなく、場合によっては安全性にも関わってきます。

今回は、よくある変速トラブルの症状とその原因、そして簡単なチェック・調整方法をわかりやすくまとめました

よくある症状

• ギアがなかなか切り替わらない

• チェーンがカチャカチャ鳴るだけでギアが変わらない

•一段飛ばして変速する

• 勝手にギアが切り替わってしまう

• ペダルを踏んでいると変速が不安定になる

主な原因

変速がうまく決まらない原因には、以下のようなものがあります。

■ ワイヤーの伸び・緩み

シフトワイヤーは使用するうちに少しずつ伸びてきます。これによりシフターの動きとディレイラーの動きにズレが生じ、変速が決まりにくくなります。

■ ディレイラーの位置ずれ

リアディレイラーやフロントディレイラーの位置が適切でない場合、チェーンがスプロケットに正しく乗らず、変速がスムーズにいきません。

■ ハンガー(ディレイラーハンガー)の曲がり

転倒や強い衝撃を受けた際にハンガーが曲がってしまうと、ディレイラーの位置に影響が出ます。

■ チェーンやスプロケットの摩耗

消耗品であるチェーンやスプロケットがすり減ると、変速時のかかりが悪くなります。

自分でできる簡単なチェック・対処方法

軽微なズレであれば、以下のような調整で改善することがあります。

● シフトワイヤーの張りを調整する

ハンドル付近のケーブルアジャスターを時計回り/反時計回りに回して張りを微調整します。1/4回転ずつ試して様子を見るのがポイント。

● ディレイラーのリミットボルトを確認する

H(ハイ)・L(ロー)のリミットボルトでディレイラーの可動範囲を調整できますが、調整には知識が必要なので慎重に。

● チェーン・スプロケットを清掃・注油する

汚れやサビが原因で変速が渋くなることも。パーツクリーナーとチェーンオイルで定期的にメンテナンスしましょう。

※ご注意ください

自己調整で改善しない場合や、工具の扱いに不慣れな方は、無理せずプロにお任せいただくのが安心です。

特にディレイラーハンガーの曲がりやワイヤーの交換は専門的な作業となります。


当店でも変速調整を承っております

変速調整:1,100円(税込)〜

 

「変速の調子が悪い」「ギアがうまく切り替わらない」といったお悩みに対し、当店では変速機まわりの調整・点検を行っております。

※作業内容に応じて料金が変わる場合がございます。

※基本的には予約制での受付となっておりますので、事前にご連絡をお願いいたします。

症状が軽いうちに整備することで、部品の摩耗を防ぎ、安心・快適な走行につながります。

変速の違和感を感じたら、お気軽にご相談ください。

 

 

 

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